「リトルジーニアス」アキハが独自に開発した大型の魔動機械を収納しておくために東三等地区に建造した格納庫です。
ローター式飛空船ジャイロスクランダー号と、タルキの開墾・住居建設用の土木作業用ドゥームであるフロンティア君をはじめ、各種ロボを所せましと収納してあります。入り口の扉は魔動機制御のロックが掛けられているほか、内部ではロボの数体が稼働状態となり警備に当たっています。
アキハの工房にはこれらの装置を遠隔操作するコントローラーが置かれており、ボタンひとつで天井が開き、ジャイロスクランダー号を呼び寄せることも出来るようです。
ジャイロスクランダー号
アキハがタルキへ住み着くより以前に、入手した飛空船のコアから作り出した飛空船です。
他の飛空船とは異なりローターと呼ばれる回転翼を使用しており、高いホバリング能力と迅速な垂直離着陸、さらに桁違いに小回りが利くという利点があります。
機内に魔改造を行えるほどの機材が準備された作業室を備えているため、大きさに比べて居住性はイマイチです。ごく簡単な遠隔操作に対応しており、アキハが持つコントローラーを操作することで現在地まで呼び寄せることが出来ます。
フロンティア君1号~3号
アキハが発明した土木作業用のドゥームです。ジャンクパーツを流用しているとは言え、その大半の設計をアキハが行っています。
しかしドゥームというモノがモノだけに、対外的には遺跡から発掘されたものとして認知されています。
音声機能はありませんが人工知能を搭載しており、交易共通語を理解し、ある程度の自己判断も可能で、柔軟に命令を実行します。
武装の類は一切オミットされ、代わりに周囲の土を取りこんで煉瓦を生成する機能、1号から3号ごとに異なる作業を担当するマジックアームを備え、平屋の家ならば整地から建築までを1~2時間程度でこなす優れものです。
最終更新:2014年08月02日 17:53