外伝3 『ヘポメンの日常』※作者さんは本編と違う方のようです。

注:生田と飯窪は中身入れ替わっています

飯窪「みんな!よく走ったし、雷にも撃たれてお腹減ってないと?」
雷に撃たれてやる気が無くなったのか、飯窪の姿をした生田が練習を切り上げて晩御飯に行こうと言い出した。

一同「早っw」

工藤「ちょっ!生田さんやる気あるんですか!?」
少し走っただけなのに顔を真っ赤にしたチワワか早速噛みつく

生田「まぁまぁ、親睦を深めるのも大事だと思うよ」
植村「(-_-)zzz」
勝田「ばくわら!」
かななん「りなぷーとうえむーさんもこう言ってる事やし、行きましょう!」
宮崎「そうですね、どこに行きます?」

生田「もんじゃ焼きなんてどうですか?」
飯窪「うん!もんじゃがいいっちゃ!」

飯窪「みんな!もんじゃ焼きに生田ー!」
一同「サッサッ」
飯窪の姿をした生田の言葉を最後まで聞くことなくそれぞれ着替えを始める


生田が店に予約を入れていたので、到着後すぐに個室に案内されたヘポメン

飯窪「乾杯っちゃ!」
一同「うおぉばくぉぉおわらzzz!」
飯窪「みんな、好きなものたのむっちゃ」

注文した品がテーブルに並ぶとそれぞれが真剣な顔で焼き始める

植村「ところで、何でさっきから飯窪さんは博多弁で生田さんは標準語で喋ってはるんですか?」
焼くことに夢中で誰も関心を示さない質問に宮崎さんが困りながらも優しく答える
宮崎「中身が入れ替わっちゃっただけ」
植村「そうなんやzzz」

バキッ!
生田「生田さんの身体パワフル過ぎて箸が折れちゃいましたぁ」
ポロッ!
飯窪「ハルなん力無さすぎてスマホが重いと」 

生田「はっ!!!!!!この身体ならスタンドが出せるかもっ!」
生田「うぉぉぉ!」
ガラガラ そのとき個室のドアが開いたが、生田のパワフルな身体を手に入れた飯窪には『ゴコゴゴゴゴ…』そう聞こえたのだ 

一同「あっ!」
生田「えっ!?ホントに出ちゃった!!??やれやれだぜ…」
工藤「お疲れ様ですっ!」
宮崎「こんばんは」
飯窪「ハルなんっ!うしろうしろっ!」


???「ハルなんゆかにゃハルな~~ん!」
その声を聞き、発現したのはスタンドではなくあやちょだということに気付くのには5秒ほど時間が必要だった… 

あやちょ「ちょうど近くだったから来たよー    バイバイ」
かななん「帰るんかいっ!って、和田さんも一緒にどーです?」
あやちょ「うん、じゃあ食べちゃおっかな」
しれっと工藤と飯窪の間、そして正面に宮崎さんがいる席に座るあやちょ
ただ、今の飯窪は中身が生田なので、このときばかりは宮崎さんばりの困り顔である

あやちょ「うーん、ねぇねぇくどぅーは何食べたの?」
工藤「俺はこのスタンダードにしたんすけど」
あやちょ「じゃ、わたしもこれー、これにするー♪」
あやちょ「ねぇねぇ、ハルなんっ♪釈迦が菩薩でさぁ♪不動明王が千住観音で~……♪」(ハルなん凄いっちゃ)M16を凌駕するマシンガントークにさすがの生田も限界か近い…

勝田「ばくわ ら」
かななん「和田さん、りなぷーがチーズトッピングがオススメや言うてます…あっ!」
あやちょ「チーズ…チーズはええ奴だった…」
………………
あやちょ「でさぁ♪寺がご開帳でぇ土星が流れ星でぇ♪」
飯窪「もう限界っちゃ!和田さんっ!うちとハルなんは入れ替わってるんですよ!!」
あやちょのマシンガンに蜂の巣にされた飯窪はたまらず言ってしまった…

あやちょ「うけるー、ハルなんはハルなんだよーねぇハルなんっ!」

生田「わたしはこっちですよ、あやかちゃんと同じ星を見ている飯窪はこっちですよ」
植村「(-_-)zzz」
宮崎「実は雷が落ちて………ですよ」
宮崎さんがおっとりした口調で説明を終えるとあやちょは、「これだっ!」っという顔で片方の髪を耳にかけて鞄から何かを取り出した

あやちょ「じゃーん♪これで戻るかもー♪」さっきまで餌にがっついていたチワワがすかさず
工藤「なーんすかwそれ?」
かななん「なんや、湿布かなんかですか?」
宮崎「天文学的な模様ですね」
勝田「ばっくわらw」
飯窪「星?スター?えりのマークっちゃね」
一通り皆に見せると
あやちょ「これ宇宙シールって言うのー♪これを使えば元に戻るよー、公園で儀式しよー♪」
嫌な予感しかしない皆をよそに、1人飛び出していくあやちょ…


植村「宇宙シールでやんねんっ」
かななん「ヤッタルチャンになるんや!」
工藤「ハルなん行こっ!」
生田「うん、宮崎さんも…」
「ヒヒヒ」宮崎さんはすでにクラウチングスタートから猛スピードであやちょを追いかけいた

飯窪「さて、えりも行くと」
店員「お客様お会計を」
飯窪「ちょ、みんな待っ」
店員「お会計を!!!」
飯窪「(この前自腹で買ったうさ耳が効いてきたっちゃ…)はい、あっ領収書下さい、えーとヘッポコ部で…」
店員「ありやーしたー」

会計を済ませると、とぼとぼと公園に向かう飯窪(生田)であった…

あやちょ「みんなー!始めるよ~♪」
「あやちょ!くどぅー!かななん!春菜!うえむー!えりな!ゆか!頑張って戻りまっしょーーい!」
掛け声が終わると、あやちょセレクトのお経に乗せて儀式が始まった

あやちょ「こうやって宇宙人を呼ぶのー♪」皆思い思いのダンスを踊り始めると、野良犬が自分のテリトリーに入ってきた敵に吠えるかのようにあの犬が吠えた
工藤「ちょっと、かななんゴリラのマネしない!うえむー寝ない!りなぷー手抜かない!真面目に呼んでるのにっ!」
それはもはや、産卵時の海亀の目である

一同が真面目に踊り始めると、ほどなくして


ゴロゴロ!ドカーーーーン!

あやちょ「みんなと離れてて良かったー、みんなーだいじょうぶーー?」



「ウッウーウホウホッ」
「zzz……………」
「エリキテルエリキテルエリキテルエリキテルエリキテルエリキテル」
「ファルスッ!ファルスッ!ファルスッ!」
「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ~~」



「ばくわら」



あやちょ「なんか、みんなおかしくなっちゃったー♪                         バイバイ」


ヘッポコ部は今日も平和である

END

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最終更新:2014年07月11日 01:15