毎月一日に国内のどこかに出現します。見た目は四角い箱状、大きさは一辺が数m~数10㎞級までまちまちです。
※内部の広さは外見に左右されません
中は現実とかけ離れた事象に満ちています。「重力が無い」「空が黄色い」など空間によって異なり
人間が滞在すると24時間以内に空間の一部となり個を失ってしまいます。
(記憶消失(4時間)→影の消失(9時間)→意識喪失(12時間)→肉体の消滅(24時間))
外側からの破壊は不可能でこちらから干渉するには魔人の力が必要になります。
必ず一柱以上の「魔物」が存在します。空間を守るために空間自身が作り出す虚像であり魔人に近い姿です。
魔人と違い攻撃する術を持っています。凶暴で人や魔人に襲い掛かる性質が見られます。
※内部の物は外に持ち出すと消滅します
外部とは完全に遮断され連絡が取れなくなります。内部での通信は可能ですので
作戦中は無線機による交互通信を行います。
月末に必ず周囲の街をのみ込み倍の大きさに拡大していきます。また、向こうから人間を取り込み空間の一部に変えてしまう
現象は一般に「神隠し」と呼ばれています。
魔物を倒しても消失点を探し当て消化しない限りこの侵食は止まりません。
「消失点」と呼ぶ弱点がどこかに存在するのでそこを探し当て魔人が触れると空間は消滅します。
何らかの理由で空間を消化できない場合封印の措置が取られることになります。一度封印すると二度と入られない上
発生する瘴気その立諸々で空間周辺の街が住めなくなります。そのため最後の手段です。
封印方法は空間の周りをなるべく魔人が多めの人数で手を繋いで囲むことが条件になります。