BitmapPasteとは?
Lunar Magic ver1.91にて仮実装された機能で、クリップボードにあるビットマップ画像を直接16x16タイルとして取り込むことができます。
Lunar Magic ver2.40時点でまだ未実装の機能が多いためか、隠しコマンドを入力しなければ機能を使用することができません。
使いやすくなったM16-7k codeと考えると古参ユーザーには分かりやすいかもしれませんね。
ちなみにBitmapPasteに関する情報はSMWCにもなく、フォーラム書き込みで使えるボタン集にも#lm{?}で登録されています。
つまり私が世界で最初に解禁に成功し、情報を公開した人物である可能性が非常に高いです。讃えろ崇めろひれ伏せ。
機能の解禁
1.Overworld Editorを開き、[Overworld]->[Change Events Passed]を開く。
2.Current Event Numberに"Give me presents!"と入力し、Escapeを押してダイアログを閉じる。
3.Overworld Editorのステータスバーに"Oh, is it that time of year again already?"と出たら成功。
4.Lunar Magicのツールバーの
を開くと封印されていた
が解禁される。
- コマンド入力前に16x16 Tile Map Editorを開いているとボタンは封印されたままですが、機能自体は使えます。
- PCの日付が12/25の時限定で、この手順無しで利用可能らしいです。
使い方
1.コピーしたい画像をペイント等で開き、コピーをする。
2.Lunar Magicの
を開き、16x16モードで貼り付け(Ctrl+V)をする。
3.Convert and Paste Bitmap (in hex)というダイアログが出るので設定を調整し貼り付ける。
Convert and Paste Bitmapについて
Color Optionsについて
ここでは減色の方式とパレットの設定ができます。
各項目の説明
- 右側で設定したパレットの変更を許可するかのチェック
- ver2.40現在、チェックを外した状態で処理させると変更を許可している色がおかしくなります。
- チェックを外す場合はパレット設定の空欄を全て※印に変えましょう。
- 画像の細部を維持するために使用可能なパレットを全て使用するチェック?
- ver2.40現在、チェックを外しても常に処理されている気がします。
- 減色方式の設定
- Median Cutはメディアンカット法。大抵の画像ではこちらを使った方がいい感じに減色できます。
- RGBの画素情報を3次元の座標データとして考え、分割していく方式…らしいです。アルゴリズムを視覚化した動画
- Popularityは多分頻度法。出現頻度が高い色を順に割り当てるため細部の色が抜けやすいです。
- 減色後の色数を指定
- 半端に増やすと逆に画像が劣化します。透明色以外のパレット(15 Colors.)等にするといいかも知れません。
- 頻度法専用の項目 減色時の色の優先度設定
- 画像内で珍しい色に重みを付け、優先して選出させます。
- この重み付けには累乗を使っているため、Levelを上げるほど補正が非常に強くなる。
- 頻度法専用の項目 近似色を複数個選出させなくする
- 高画質な画像用の項目です。
- method1はRGBの-1~+2の誤差を近似色として扱う。
- method2はR:-2~+4 G:-1~+3 B:-1~+2の誤差を近似色として扱う。
- 何故かmethod1と2に両方チェックした時と2のみチェックした時で結果が違う。要検証。
- 彩度に関係する項目?
- ver2.40現在、減色処理には一切絡まないっぽいです。要検証。
- 使用するパレットの設定
- 空欄は使用・変更を許可。
- ×印は使用・変更を不許可。左クリックで設定。
- ※印は使用を許可。変更を不許可。右クリックで設定。
- 使用するパレットの設定をデフォルトに戻す
- パレットを再読み込み
Other Optionsについて
その他
- ディザ関係の設定がない
- 一度外部の減色ツールで減色し、その後BitmapPasteでインポートしたほうが出来がよくなるかも知れません。
- RGB毎の誤差の重みを指定するリストボックスがダイアログの奥底に隠されている
- デフォルトではR:4倍 G:3倍 B:2倍に設定されている。
最終更新:2015年12月25日 01:31