ギターはピックアップから出力される信号を出力している。
1.ピックアップ
ギターの信号を作り出す永久磁石に銅線を巻いた装置。
ファラデーの電磁誘導の法則やフレミングの右手の法則が利用されている。
そのうちその辺も追記する。
2.セレクター
二つ以上ピックアップが接続されている時、配線の仕方を切り替えるスイッチ。
一般にギターの種類で分けると、
ストラトキャスター…5段階スイッチ
テレキャスタ …3段階スイッチ
レスポール …3段階スイッチ
が採用される。いずれも二つの回路を組み合わせて用いる。
セレクターの配線、仕組みはいずれ追記する。
4.Output
出力用端子部。フォーンジャックが用いられる。
近年はデジタルで出力するものも出てきている。
5.アース
ギターの回路上の雑音を逃がす。
電気はそのエネルギーを電位で表し、信号とは電位の振幅で取り扱う。
ギターの回路はピックアップから得られる電位の振動(信号)の他、様々な雑音が含まれる。
雑音とは空中を行き交う電磁波を差し、主に電子機器電源から発する電磁波、照明のスイッチングノイズなどである。
アースは電位を0(基準電位)とし、不必要な信号を逃がし必要な信号に雑音が載らないようにする。
ただし、ギターの信号はとても微弱であり、アースのみではノイズを感じられないようにするのは困難である。
最終更新:2014年06月17日 23:36