武士

武士

矛にして盾

■武士のあり方

 幻燈街の治安維持、行政管理を行う人々を総称し侍と呼ぶ。多くの一般人は戦闘能力を持たず、神が現れれば逃げ惑うだけだ。そういった人々を守り、暴走する神を撃破、鎮魂するのが最前線の侍達の主な役割となる。衛士と呼ばれる神を殺す為の部隊の統括役はこの前線で戦う武士達だ。
 ほとんどの侍は直接戦闘には参加しない。何故なら彼らは幻燈街を管理する行政府の官僚であり、政治家であり、公務員なのだ。だが、このクラスは武士である。侍の中でも少数派の武闘派であり、ともすれば変わったやつだと同僚に思われることもある。命を賭け、だが感謝されることは少なく、それでも尚前線に出続けるだけの理由と心構えを持つ者。それが武士である。

 

■世襲制

 侍のほとんどは世襲するものであり、貴族社会の大半を形成している。家制度を用いた封建制であり、長子が家督と禄高をそのまま引継ぐ。第二子以降は長子の補佐役となる場合もあれば、在野で商売人となる場合もある。
 現実との最も大きな差異は、家督を継ぐのは長子であり、そこに性差は無いという点。女性の家長が有り得るという事だ。

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最終更新:2014年08月27日 18:09