聖ランドルフせいらんどるふ / St. Randolfe


月神「メネフィナ」の聖人
ギルドリーヴリーヴプレート「器量」に描かれている聖人で、
「聖ランドルフの暗殺者(Saint Randolfe and the Assassin)」という逸話が残されている。

聖ランドルフの暗殺者

さる貴族から、亡き王の落胤だという牧童ランドルフの殺害を命じられた暗殺者。しかし、村のどこを探しても彼を見つけることはできなかった。折しも近隣の地域に家畜伝染病が広がりつつあったため、彼は羊を従えて高地に難を逃れ、ひと月に渡って人里離れた山中で羊を守り続けていたのだ。村に戻ってきて羊を失った人々に番いを無償でゆずるランドルフの姿を見て、ついに懐剣を捨てた暗殺者は、以後彼の忠実な部下として終生尽くしたのだった。敵をも味方とするランドルフは、その器量を称えられ、後にメネフィナの聖人に列せられた。
~『コネクト!オン』2011年5月号「ギルドリーヴプレート研究」より

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人名 聖人
最終更新:2015年01月25日 15:21