グリダニアぐりだにあ / Gridania


エオルゼア六大都市のひとつに数えられる田園都市国家。
大地と豊穣を司る女神ノフィカを守護神とし、森の都とも称される。
アルデナード小大陸の中央部に位置する森林地帯黒衣森を領有する。

国旗とモットー

国旗は「金地に絡み合う2匹の白蛇」の図案。
2匹の白蛇は、ヒューラン族とエレゼン族の2種族の協力を意味するという。
モットーは「森の意思あらんことを」

歴史

900年以上前にエレゼン族の主要部族、フォレスター族が黒衣森に進出。
当時、森にはイクサル族シルフ族が棲んでおり、エレゼン族は森の精霊に認められた存在ではなかった。
その後、都市国家勃興期ヒューラン族が流入。当初はエレゼン族と対立したが、後に和解して都市国家「ゲルモラ」を築いた。
ゲルモラは、精霊から隠れ住むために洞穴内に造られた地下都市だったという。

時代が下り、イクサル族が精霊の怒りを買って、黒衣森から追放される事件が発生。
ゲルモラの幻術師たちは、長い年月をかけて精霊との対話に成功し、ついに正式に黒衣森への居住を許される。
かくして人々は地下から出て、森に新たな都市国家「グリダニア」を建国した。

主要部族

  • ミッドランダー
    • ゲルモラ建国時からの主要部族。
  • フォレスター
    • ゲルモラ建国時からの主要部族。
  • シェーダー
    • グリダニア建国時に、地下生活を捨てることを拒んだエレゼン族の末裔。
    • 分派して「シェーダー族」となった。無法者とみられる事が多いが、今ではグリダニアで生活する者も少なからずいる。
  • ムーンキーパー
    • 狩猟民であるミコッテ族の部族。獲物を追って森に侵入し、密猟者として敵対してきた。
    • 近年では融和が進みつつあり、グリダニアの都市内で暮らす者も少なくない。

政治形態

幻術皇と呼ばれる人物が、精霊の声を聞き国是を決める神託政治。
なお、幻術皇に選出されるのは、ヒューラン族の間から稀に生まれる有角の神童角尊のみのようだ。
現在の幻術皇は、カヌ・エ・センナラヤ・オ・センナア・ルン・センナのセンナ家姉弟3名。
そのため彼らは「三重の幻術皇]](みえのげんじゅつこう)」と呼ばれる。
※ただし、もっぱら政治の表舞台に立つのは長女のカヌ・エひとりである。

産業

  • 林業
    • 豊富な森林資源を活かした林業が盛ん。
    • 切り出した木材を他国に輸出するため、森の中には街道が整備されている。
  • 農業
    • 森の恵みを得る採集だけでなく、都市内には農場群が存在し、さまざまな作物を栽培しているようだ。
  • 狩猟
    • クォーリーミル周辺など精霊の許可が得られた猟場で、狩猟活動を行っている。
    • 猟師ギルドが存在し、ここから分派して弓術士ギルドが設立された。
  • 木工業
    • 家具や道具から、巨大な水車などの木造建築までをこなす。
  • 皮革産業
    • 狩猟で得た皮革を加工する技術も優れており、名品が作られている。

敵対関係

黒衣森の先住民であるイクサル族と人(エレゼン、ヒューラン)の対立は、ゲルモラ建国前までさかのぼる。
イクサル族が精霊によって追放された後も、木材を確保するために、しばしば森に侵入してきており対立が続いている。

黒衣森の先住民。イクサル族ほど激しく対立してきた訳ではなく、隣人として交易を行ってきた過去もある。
しかし、価値観の違いから偶発的な争いが起こることもしばしば(彼らの悪戯は過激で、死に至ることもある)。
近年では、ガレマール帝国の侵入を受けて、シルフ族の人に対する態度が硬化しており、
蛮神ラムウを召喚して、シルフ領の防衛体制を強化。交流を拒んでいる。

隣国「アラミゴ」を制圧してから、たびたび森に侵入を許している。
第七霊災直後には、第XIV軍団麾下の部隊が東部森林の一角にカストルム・オリエンスを築いて陣取っている。

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最終更新:2014年05月24日 22:21
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