カッターズクライCutter's Cry


中央ザナラーンブラックブラッシュ北東部のヘルズブルード洞窟にある巨大洞穴。
伝説の魔物「キマイラ」が生息すると噂され、過去に第六星暦後期に傭兵団「闇夜の灯火」によって、
討伐が行われたという経緯を持つ。しかし、近年、内部から不気味な声が聞かれており、
キマイラが生き残っているのではという疑惑が持たれている。
ここは、流砂の迷宮「カッターズクライ」だ。
……聞こえないか、洞穴内から不気味な声が。
伝承によれば、あれは「キマイラ」という魔物の声だという。

名前の由来

「木樵の悲鳴(Cutter's Cry)」という地名の由来は、以下のような伝承に基づく。
かつて、この一帯は良質な木材を求めて、クルザス地方に向かう木樵たちの通り道であった。
しかし、強い日射しを避けるため、あるいは荒野で夜を明かすため、洞窟に入った木樵たちが、
次々と行方不明になる事態が発生。内部に魔獣「キマイラ」が生息していたことが判明するのだった。

流砂の迷宮

しばしば、カッターズクライは「流砂の迷宮」と呼ばれる。
内部には流砂が渦巻いており、ひとたび呑み込まれると、砂に押し流され、
洞窟内の別の場所に移動してしまうようだ。

流砂迷宮カッターズクライ

クルザス地方に向かう木樵たちの通り道の側に、ひっそりと口を開ける薄暗い洞窟。強い日差しを避けるため、あるいは荒野で夜を明かすため、その内に入ろうものなら命はない。後に残るのは悲鳴だけ……。
木樵の悲鳴「カッターズクライ」。不名誉な名がつけられたこの洞窟には、恐るべき魔獣「キマイラ」が潜むという。かつて伝説的傭兵団「闇夜の灯火」が討伐したはずの古の魔獣は、本当に存在するのだろうか。
最終更新:2014年10月28日 10:34