霧髭きりひげ / Mistbeard
リムサ・ロミンサに伝わる伝説の海賊王。
「
霧髭一味」を率いて
ロータノ海を荒らし回り、数々の伝説を作ったと言われている。
ただし、「霧髭」とは1人の個人ではなく、「最強の海賊」が受け継ぐ一種の称号のようなものだという。
歴代の霧髭は、その正体を隠すため「海風に濡れて不気味に光る、おぞましい鉄仮面」を被っていたようだ。
最後の霧髭
クエスト「霧晴れしハルブレーカー」で、詳細が語られている。
これによると、その正体は「
黒渦団」のナンバー2である「
エインザル・スラフィルシン大甲将」のようだ。
彼は「
メルウィブ提督」が掲げた「海賊時代の終焉」という夢に魅せられ、
ある日、忽然とロータノ海から姿を消した。
たとえ自分が死んだとしても、次の霧髭が現われることになるため、「生きたまま消える」ことで、
霧髭を伝説の中に留めてしまうという意図があってのことのようだ。
メルウィブ提督の銃
メルウィブが持つ2丁の拳銃、「デスペナルティ」と「アナイアレイター」は、霧髭から譲り受けたものと言われている。
霧髭の隠し財宝
消え去った霧髭が、いずこかに財宝を隠しているという噂が、リムサ・ロミンサを中心に度々、広まりをみせている。
第六星暦末期(旧FF14時代)には、「シュポシェの霊窟」に隠し財宝が存在するという噂がたった。
しかし、これは海賊勢力が度胸のある人材を探すために流した、偽情報に過ぎなかったことが判明している。
その後、第七星暦に入り、
シェルダレー諸島の一角にある無人島「
ハルブレーカー・アイル」にて、
霧髭の旗艦「ハール号」が座礁していることが判明したため、ふたたび財宝伝説が広まりをみせている。
霧髭の隠し港
「霧髭一味」は、各地に隠し港を設けていたことで知られている。
関連する地名は以下のとおり。
地名 |
英名 |
備考 |
霧髭入江 |
Mistbeard Cove |
西ラノシアにある入江。複雑に入り組んだ海岸線に隠された入江で、隠し港が築かれていた。 とある漁師が迷い込んで発見したが、後に海賊団「海蛇の舌」に占拠されることとなる |
ミスト・ヴィレッジ |
Mist |
低地ラノシアにある入江。海賊王「霧髭」の伝説が残る入江であるという |
ハルブレーカー・アイル |
Hullbreaker Isle |
シェルダレー諸島にある無人島。魔の海域と呼ばれる霧の濃い場所であり、大規模な拠点が築かれていた。 その名は「船体壊し島」といったところ。座礁する船が多かったことに由来するものと思われる |
武勇伝
- 50年ほど前、「霧髭一味」と「シルバーサンド一家」が東ラノシア沖で大規模な艦隊戦を演じた。
- 双方合計でガレアス船7隻、中小の艦も含めれば二桁をくだらない数の船が激突し、その約半数になる4隻のガレアス船が轟沈。
- 結果として、数百名規模の船員たちが海に散り、海岸線が血に染まり「ブラッドショア」の地名が付くに至ったという。
- 先代ウルダハ王「ササバル」の婚礼の際、各都市からの贈物を満載した船が「霧髭一味」に襲われた。
- そして、宝を積んだ船ごと奪われたという。この事件が、霧髭の隠し財宝伝説を魅力あるものにしているようだ。
- 霧髭は、強奪した宝を運ぶため、二隻の廃船を繋げた「双胴船」を作って輸送したという。
- このアイディアが「エインザル」により紹介され、対リヴァイアサン双胴船が作られることとなった。
- はるか昔に海の魔物「セイレーン」を狩り尽くしたという武勇伝が残る。
最終更新:2014年07月12日 09:41