アラグ帝国あらぐていこく / the Allagan Empire


第三星暦にて繁栄を謳歌した古代帝国。
エオルゼアはもとより、その外の領域までを支配下に置き、1000年以上に渡り栄えたという。

文明

  • 魔法と科学を融合させた技術体系「魔科学」を発達させ、高度な文明を築いた。
    • その遺産は5000年以上経過した現在でも作動しているものがあるほど。
  • その末期には、太陽の力を集積する巨塔「クリスタルタワー」を建造。
  • さらに蛮神バハムートを捕らえ、これをコアとして太陽の力を集める衛星「ダラガブ」を造り、月の軌道上まで打ち上げている。

軍事兵器

  • アラグの遺構には、防衛用に多数の兵器が配置されている。
  • それらを俯瞰すると「機械系」「キメラ生物系」「生体改造系」「妖異系」という大きく4つのパターンに分けられるようだ。
機械系 「防衛システム」や「アラガンワーク・ソルジャー」などの完全な機械が該当。
ガレマール帝国では、「アイアンクロー」や「古代の鉄巨人」などを
リバースエンジニアリングして魔導兵器として活用しているようだ。
キメラ生物系 キマイラ」や「ミラーナイト」など、複数種類の生物を掛け合わせたキメラ生物も、
アラグの産物であると言われている。大迷宮バハムートの防衛にも用いられている。
生体改造系 帝国に対し反乱を起こした英雄「ティターン」は、捕縛された後に生体改造を受け、
皇族のしもべに作り替えられたという。あの巨体も改造の結果なのだろう。
妖異系 異界「ヴォイド」から召喚したものと思われる妖異が、クリスタルタワーに多数登場する。
魔法関連の知識も発展していたものと推測される

歴史

  • 初代皇帝「ザンデ」によって建国される。以下の情報については、前後関係は不明。
  • エオルゼアを含め、内外を支配下に含めた。その末期には南方大陸「メラシディア」に侵攻。
    • 当地の民は蛮神を呼んで抵抗したが、これに対しアラグの軍勢は蛮神の力を利用する「召喚士」で対抗した。
    • 大迷宮バハムートに登場する「メラシディアン・ワイバーン」は、この時、アラグの軍勢に捕らえられたものと思われる。
  • 勇将「ティターン」らによる叛乱が勃発したが、鎮圧されたようだ。
  • 黒衣森で蛮神「オーディン」が召喚され、聖女ウルズを含む市民を殺害。アラグの英雄がこれを討伐したと、聖典に記されている。

宗教

  • 詳細は不明だが「アラガンストーン」という十二神信仰を示す遺物が発見されている。
  • また、蛮神との戦いに明け暮れたため、神降ろしには否定的だったものと考えられる。

主な遺構

アラグ陽道 ザナラーンにある街道。古代アラグ帝国時代に築かれたものとされる
アラグ星道 ザナラーンにある街道。古代アラグ帝国時代に築かれたものとされる
ビエルゴズ・ストライク 南ザナラーンのサゴリー砂漠にある遺跡。現在、アマジナ鉱山社が古代の遺物を求めて発掘中
銀涙湖北岸遺跡 モードゥナの銀涙湖北岸に広がる遺跡。現在、「聖コイナク財団」が調査中
八剣士の前庭 古代の民の迷宮の前門。属性の力を用いた防護機構が備えられていた。
また、古代の民の迷宮への転送装置も兼ねている
古代の民の迷宮 クリスタルタワーを取り巻く防護施設
クリスタルタワー 第七霊災を機にモードゥナに出現した天をつくクリスタルの巨塔。
太陽の力を集積するために建造されたという
ザンデ霊廟 モードゥナにある墓所。初代皇帝「ザンデ」の墓だったと伝えられている
ダラガブ 月の衛星。古の蛮神「バハムート」を封じていた。第七霊災時に落下し、各地に破片が残されている
ラグナロク級拘束艦 ダラガブ内で蛮神「バハムート」を拘束していた艦艇

主な遺物

アラグ古銭 アラグ帝国で用いられていたギル貨幣。錫貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貨が確認されている
アラガン装備 ラグナロク級拘束艦などで発見された武器防具
ハイアラガン装備 ラグナロク級拘束艦などで発見された武器防具
アラガントームストーン アラグ文明の情報が封じられた記憶媒体。哲学、神話、戦記などが記されている
アラガンストーン 十二神の印が刻まれた小石。当時から十二神信仰が確立されていた証といえる
アルテマウェポン アラミゴで発掘された対蛮神兵器。ガレマール帝国軍が再生して利用した

再発見

  • 第六星暦時代になると、アラグ帝国の存在は聖典で語られるのみとなっており、架空の国家であると考えられていた。
  • しかし、コイナクという人物が財を投げ打って発掘に挑み、生涯をかけてアラグの都を発見し、存在を証明した。
    • この功績により、コイナクは聖人に列せられた。
      • その名を冠する学術団体「聖コイナク財団」が、シャーレアンにて結成され、アラグ文明の調査を行っている。

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最終更新:2014年06月26日 12:42