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**ダスクヴィジル&sizex(3){&color(green){Dusk Vigil}}
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[[インスタンスダンジョン]]のひとつ。
[[クルザス]]西部高地の[[ツインプールズ]]にある対竜要塞。
山の都「[[イシュガルド]]」を護る4つの塔のひとつ。
元は[[四大名家]]「[[デュランデル家]]」が管轄していたが、現在は廃墟となっている。
#Image(地名ストーンヴィジル.jpg)
***陥落
皇都を護る最終防衛ラインの一翼を成す対竜要塞であったが、
[[第七霊災]]時に「降り注ぐ隕石、黒き影が放った炎」によって崩壊した。
砦を守る将兵は、撤退を進言したが指揮官[[ユヘルメリック]]卿は撤退を拒否。
しかし、皇都からの救援もない中、食糧不足による反乱が発生、自滅した。
***騎士の日記
ダンジョン内には、[[パスカルレー・アールタイユ]]が記した日記が残されている。
その内容から、砦の崩壊と寒波の到来、食糧難による反乱発生、
そして穢らわしい人肉食行為、死体のアンデッド化の様子が綴られている。
>降り注ぐ隕石、黒き影が放った炎。
>私が体験したすべてを、後世に伝えるため、
>騎士パスカルレー・ヌールタイユが記す。
>
>まさしく、この世の終わりなのかもしれない。
>兵たちは動揺し、「第七霊災」が到来したと騒いでいる。
>これを読むものは、その真実を知っているのだろうか。
>
>指揮官であるユヘルメリック卿からの指示で、
>砦内の被害状況を調査したが、ひどいものだった。
>堅牢を誇った城壁が、見るも無残に崩れている。
>
>兵たちは皇都への撤退を望んでいるが、
>ユヘルメリック卿が下した決断は、砦の死守だった。
>当然だ、ダスクヴィジルは皇都を守る盾なのだから。
>
>崩れた瓦礫を取り除き、懸命に救助活動をしたが、
>助けることができたのは、わずかに数名のみだった。
>その者らも、ここ数日の寒波で衰弱してきている。
>
>季節外れの雪が舞うほどの寒さは、
>傷つき、疲れ果てた我々から、体力を奪っていく。
>だというのに、皇都からの救援は、未だにこない。
>
>雪と氷によって孤立した砦内で、反乱が起こった。
>備蓄食料が底をつきつつあることを知った兵たちが、
>ユヘルメリック卿に、撤退を進言したのがきっかけだ。
>
>だが、卿は砦の維持に固執し、これを拒否。
>凄惨な戦いになり、多くの命が失われてしまった。
>唯一の救いは、新鮮な肉が手に入ったことだけか……。
>
>私は罪を犯した。
>穢らわしい罪だ……そう、罪なのだ。
>だが、生きるためには必要だった……。
>
>家族の元に帰るには、生き残らなくてはならない。
>だが、生きるとは、いったい何なのだ?
>奴らは、動いているではないか! 死んでいるはずなのに!
**ダスクヴィジル&sizex(3){&color(green){Dusk Vigil}}
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[[インスタンスダンジョン]]のひとつ。
[[クルザス]]西部高地の[[ツインプールズ]]にある対竜要塞。
山の都「[[イシュガルド]]」を護る4つの塔のひとつ。
元は[[四大名家]]「[[デュランデル家]]」が管轄していたが、現在は廃墟となっている。
#Image()
***陥落
皇都を護る最終防衛ラインの一翼を成す対竜要塞であったが、
[[第七霊災]]時に「降り注ぐ隕石、黒き影が放った炎」によって崩壊した。
砦を守る将兵は、撤退を進言したが指揮官[[ユヘルメリック]]卿は撤退を拒否。
しかし、皇都からの救援もない中、食糧不足による反乱が発生、自滅した。
***騎士の日記
ダンジョン内には、[[パスカルレー・アールタイユ]]が記した日記が残されている。
その内容から、砦の崩壊と寒波の到来、食糧難による反乱発生、
そして穢らわしい人肉食行為、死体のアンデッド化の様子が綴られている。
>降り注ぐ隕石、黒き影が放った炎。
>私が体験したすべてを、後世に伝えるため、
>騎士パスカルレー・ヌールタイユが記す。
>
>まさしく、この世の終わりなのかもしれない。
>兵たちは動揺し、「第七霊災」が到来したと騒いでいる。
>これを読むものは、その真実を知っているのだろうか。
>
>指揮官であるユヘルメリック卿からの指示で、
>砦内の被害状況を調査したが、ひどいものだった。
>堅牢を誇った城壁が、見るも無残に崩れている。
>
>兵たちは皇都への撤退を望んでいるが、
>ユヘルメリック卿が下した決断は、砦の死守だった。
>当然だ、ダスクヴィジルは皇都を守る盾なのだから。
>
>崩れた瓦礫を取り除き、懸命に救助活動をしたが、
>助けることができたのは、わずかに数名のみだった。
>その者らも、ここ数日の寒波で衰弱してきている。
>
>季節外れの雪が舞うほどの寒さは、
>傷つき、疲れ果てた我々から、体力を奪っていく。
>だというのに、皇都からの救援は、未だにこない。
>
>雪と氷によって孤立した砦内で、反乱が起こった。
>備蓄食料が底をつきつつあることを知った兵たちが、
>ユヘルメリック卿に、撤退を進言したのがきっかけだ。
>
>だが、卿は砦の維持に固執し、これを拒否。
>凄惨な戦いになり、多くの命が失われてしまった。
>唯一の救いは、新鮮な肉が手に入ったことだけか……。
>
>私は罪を犯した。
>穢らわしい罪だ……そう、罪なのだ。
>だが、生きるためには必要だった……。
>
>家族の元に帰るには、生き残らなくてはならない。
>だが、生きるとは、いったい何なのだ?
>奴らは、動いているではないか! 死んでいるはずなのに!