用語集



このページでは、本キャンペーンあるいは「ダンゲロス」全体において備えておくべき知識について説明します。

ダンゲロスあるいは本キャンペーンの設定に関する知識を「設定知識」、ゲームの処理やルールに関する知識を「ルール知識」として纏めています。
なにか疑問点のある場合は、遠慮なく本スレにてご質問ください。






設定知識

魔人

  • 己の認識を他者に強制する力を持った、特殊能力者達の名称。
  • 特に記述のない限り、投稿キャラクターはみな魔人です。
  • 自分の能力を強く確信(妄想)している、思い込みの激しい者ほど覚醒しやすい傾向にあります。
  • これらの妄想力は通常中学二年生でピークに達する事から、「中二力」と呼称されます。
  • 魔人だからといって一般人と比べて圧倒的に優れているわけではなく、拳銃で撃たれれば特別頑強な魔人以外は普通に死にます。
  • その他、詳細について知りたい場合はこちらをご確認ください。

私立妃芽薗学園

  • 中高一貫の全寮制の女子校。
  • 鬱蒼と茂る森の中にある、広大な学園都市です。
  • この学園では一定の基準を超える魔人能力を持つ生徒は能力を封じられてしまいます。
  • 学園の管理が徹底していることもあり、全国から手の付けられない魔人どもが集まる希望崎学園とは異なり、いわゆる普通の女子校として名も知れています。
  • 本キャンペーンにおいて、あなたのキャラクターは、生徒会(or番長グループ)のメンバーの一人として、生徒会長(or番長)とともに戦うこととなります。

生徒会

  • 学園の魔人グループ。
  • 所属陣営のひとつであり、トップは「生徒会長」と呼ばれる。



番長グループ



臨海学校(サマーキャンプ)

  • 中等部と高等部間の交流もかねて行われます。

高二力フィールド


(本キャンペーンにおける評価点数システムのストーリー上の位置づけ)

  • 臨海学校(サマーキャンプ)地を覆うように発生しているフィールドです。
  • このフィールド内では、学園側で管理できない強力な魔人能力は発動ができません。
  • そのような魔人生徒を通常の魔人生徒と同じように管理するために、学園の管理者によって、このフィールドは設置されています。


固有技能(特性)


(本キャンペーンにおけるアビリティのストーリー上の位置づけ)

  • 修練や天性によって現れる特殊な技能および才能。
  • 魔人としての素質を、いわゆる特殊能力に限らず、技術や才能に昇華させることで発現します。
  • 高二力フィールド内は、魔人にとって極悪な環境であり、高ニ力フィールドの設置されている学園の生徒らは、それに適応するかのように、自らの身体能力や技術などを積極的に活かそうとします。

血の踊り場事件

  • 臨海学校で起こった最初の殺人事件。
  • この事件を契機に、妃芽薗学園は血みどろの争いにまきこまれていきます。

蓮柄つぶら

  • 学園上層部を裏で操る人物。
  • 蓮柄まどかの実の父親で双子の兄。胎芽の姿。
  • 魔人能力「マタニティ・ドール」によって、胎芽のときの姿を維持しているだけでなく、女性の胎内に寄生して操る能力を持ちます。
  • 蓮柄つぶらに寄生されている間は、被寄生者の肉体もマタニティドールの影響で不老化します。
  • 胎芽の姿であるにもかかわらず、力や知能は成人男性をはるかに上回ります。
  • その能力で寄生する肉体を次々と変えていくことで、妃芽薗学園を長年支配し続けています。
  • 娘であり妹の蓮柄まどかを溺愛していますが、蓮柄まどかは彼をおぞましく思っています。

八部会

  • 蓮柄つぶらを中心とする保護者と教職員による社会教育関係団体。
  • 学園の管理側にも、強いコネクションをもっており、多大な影響力を持ちます。

マスコット

  • 人間の魔人化を促す能力をもつ魔獣。
  • 魔人を転校生化させるレアものマスコットも存在します。
  • 妃芽薗学園におけるマスコットは雛代メルの能力によって生み出されています。
  • これらのマスコットたちは、無垢な少女たちの魂から生成されています。

雛代メル

  • 少女の魂をマスコットに変える能力を持つ少女。蓮柄つぶらに寄生されています。
  • 本来は自分の空想からマスコットを生み出す能力です。
  • 他者の魂は扱ううえで効率が悪い。


山ノ端一人

  • ここ妃芽薗学園においては、ハルマゲドンを開催するために生贄となった少女達を指します。なお、妃芽薗では生贄は一人とは限りません。
  • 生贄となった少女達は学籍から抹消されるだけでなく、誰でもない「山ノ端一人」となり、皆の記憶からも消えてしまいます。
  • かつて覇隠流とそのシンパが、妃芽薗学園においてハルマゲドンを起こすべく、無関係な少女達を「山ノ端一人」とみなして何十人も殺害したことにより、このシステムが形成されたと考えられています。

閉鎖された墓地

  • 妃芽薗学園におけるハルマゲドンの舞台。
  • ハルマゲドンが起こると、山ノ端一人となった少女を中心に周囲一帯(爆心地)が、異なる次元に飲み込まれます。
  • この異なる次元は、中心部においては爆心地をまるで切り取ったかのように瓜二つの世界ですが、飲み込まれた者以外の生物は存在せず、中心部より外側にはかつて生贄となった少女達(山ノ端一人)の墓標だけがどこまでも並んでいます。
  • この次元から脱出するためには、ハルマゲドンを終わらせなければなりません。

案内人(蓮柄まどか)

  • 閉鎖された墓地における水先案内人。
  • 白いフードつきのパーカーを着ており神出鬼没。
  • ハルマゲドンに巻き込まれた少女達の前に突如として現れ、基本的な情報(ここからの脱出方法および所属すべき陣営など)を一方的に告げて消えていきます。
  • 殺し合いが始まれば、まるでそれを煽るかのように、殺人を行うことから、どちらかといえば敵として認識されています。
  • その正体は、少女たちの魂の供給管理をするために、死んだ蓮柄まどかを模して八部会が生み出したマスコット。

鮫氷しゃち

  • 隷属させている鴉取するめを誘導し、学園管理側の思惑までも利用して、ハルマゲドンを引き起こしました。
  • 目的は自分の利益を損なわせる人間を、「山ノ端一人」として生贄に捧げることで密かに抹殺することです。
  • ハルマゲドンが起こった時点で、抹殺対象は「山ノ端一人」として生贄に捧げられたため、既に彼女の目的は達しています。
  • 彼女に残ったミッションは、ハルマゲドンを早く切り上げて現実に帰るだけです。
  • 彼女の戦略上の理念は、生きのびることではなく、最後に自分が勝ち残っていること。
  • そのために戦う力のない多数の一般生徒を味方につけて、魔人生徒と対立します。
    • 「みんなで生き残ろう。こんなゲーム間違ってるよ」
    • 「私がみんなの矛(盾)になるから」
      • しかし、彼女のこれらの言動とは相反して、感銘を受けた一般生徒の多くが、自分が生き残るよりは彼女に生きてほしいと、すすんで身代わりとなって死んでいます。

鴉取するめ

  • 鮫氷しゃちに隷属している多数の一般生徒の一人です。元々、他者に依存的な傾向はあるものの利発で活発な少女でした。
  • しかし、その依存心に付け込まれ、洗脳されてしまいます。
  • 鮫氷しゃちの恋人のつもりでいますが、恋は盲目なのをいいことに洗脳から抜け出せずにいるだけと言えます。
  • 鮫氷しゃちに洗脳された結果、精神的にも肉体的にもぼろぼろです。
  • 鮫氷しゃちを清廉潔白な存在だと信じており、誘導されているとも知らずに、鮫氷しゃちのために、すべての罪を自分が被るつもりで暗躍しています。
  • 鮫氷しゃちは、利用価値がまだあるため彼女の言動に笑顔で応じつつも、彼女のことを心の中では「ビョウキ」と誹って興醒めしています。

χ(きぃ)

  • ハルマゲドンが長引く場合に備え、今回のハルマゲドンで生贄となった「山ノ端一人」が配置しておいた転校生です。
  • 顔などを包帯でぐるぐる巻きにして隠しています。
  • 理論上、あらゆるものにトランスフォームできる能力を持つ人造魔人ですが、冷たい機械のココロしか持てなかったため、兵器にしかトランスフォームできません。
  • 学校生活においては、人間の心を修得するために学習モードで起動しており、トランスフォーム能力は使えません。しかし、学習モード時は、素顔を晒しており、普通の人間の少女と見紛うほどに人間らしく振舞うことができます。
  • 学習モード時で可能なことが、通常起動時に実行できない理由については不明であるため、製造元は彼女を欠陥品扱いしています。
  • 通常起動時に顔などで包帯が隠れるのは、「人」として部分にエラーが起こり、正常に人としての自身の顔などを表現できなくなるためと考えられます。

久我原史香

  • 歴史教師。
  • 一巡目の世界でのことを知る数少ない人物。
  • 一巡目の世界において、複数の時間干渉能力が衝突したことで、時間軸に矛盾が生じ、世界が一巡した。


公式設定

  • ダンゲロスでは「誰かが言い出したことは(その人の中での)公式設定になる」ため、キャンペーンのたびに様々な公式設定が生まれます。
  • 設定間での矛盾も多々生じますが、パラレルワールドやスターシステムみたいなものとして楽しんでいただければ幸いです。

ルール知識

キャンペーン

  • ダンゲロスにおける1回分のゲーム全体を指す言葉です。
  • 開催の宣言、キャンペーンwikiの公開、キャラクター募集、発動率計算および交渉、陣営誘導、作戦会議、戦闘などの期間で構成されます。
  • 本キャンペーンのスケジュールについてはこちらをご確認ください。

GK(ゲームキーパー)

  • キャンペーンを開催し、発動率の計算や当日の進行等を行う個人あるいはチームのことです。
  • 中身は皆さんと同じ人間なので、たまにミスとかすることもありますが、寛大な心で接してあげてください。

DP(ダンゲロスポイント)

  • 相手陣営のキャラや転校生を倒すと手に入るポイントのことです。
  • 一般的な魔人は1ポイント、生徒会長や番長などのリーダーユニットは2ポイント、というのが通例です。
    • 転校生の所持DPはその転校生ごとにまちまちですが、本キャンペーンの転校生は2ポイントです。詳しくは「転校生」をご確認ください。
  • ゲームが最終ターンまで決着しなかった場合、獲得したDPの多い陣営が勝利します。詳しくは「勝利条件」をご確認ください。

転校生

  • 本キャンペーンにおいてはGKが操作するNPCキャラクターと、プレイヤーが作成するPCの二種類が存在する。GKが操作する場合には、一定の法則に従って行動し、両陣営にとっての敵としてゲームに不確定要素をもたらす役割を持ちます。
  • 本キャンペーンの転校生の詳細についてはこちらをご確認ください。

ステータス

  • ステータスポイントを支払って設定した項目のことです。
  • 「攻撃力」「防御力」「体力」「精神力」「FS」の5つを指し、「移動力」「発動率」「成功率」などは含みません。
  • それぞれの意味についてはこちらをご確認ください。

FS(フリースキル)

  • 名称を自由に設定できるステータス(例:「料理」「UFO知識」など)のことです。
  • 詳しくはステータス評価点数基準をご確認ください。

シークレット(シークレットキャラクター)

  • 敵に対して特殊能力の一部を隠しておけるキャラクターのことです。
  • 詳しくはアビリティの偽装をご確認ください。

ZOC(ゾーンオブコントロール)

  • 戦略型シミュレーションゲームでよく用いられる、敵の素通りを防ぐシステムのことです。
    • 転校生を含む対立陣営のキャラが存在するマスを通過して移動することはできず、必ず一旦停止しなければなりません。
    • 自分のマスに既に敵がいる場合は問題なくマスを抜けることができるので、奥に進むために必ず敵を排除しなければならないわけではありません。
    • ゲームによってはキャラの周辺1マスまでがZOCであることもありますが、ダンゲロスにおけるZOCは同マスのみです。
  • なんのこっちゃよう分からんという人は、「常識的に考えて警戒してる敵の横を素通りなんて出来ないよね!」というシステムだと理解してください。

  • MAPに存在する特殊地形であり、中身が詰まった柱状の壁です。
    • このマスには侵入・登場ができません。
    • このマスには留まることができません。
      • 何らかの効果で壁の中に留まった場合、効果消滅と同時に内部のキャラクターは死亡します
    • このマスの中はマス外からの特殊能力や通常攻撃の範囲に入らず、同時にマス内からマス外を範囲に含めることもできません。
      • また、同じ壁マスの中にいるキャラクター同士であっても、お互いを特殊能力の範囲に入れることはできません(通常攻撃は可能)。

渡り廊下

  • MAPにおけるB4とD4の2マスを指します。
  • 両陣営を隔てる壁の二箇所の隙間であり、両陣営が最初に激突するポイントとなることが多いでしょう。
  • 「渡り廊下でしか使えない」という専用の制約もあります。

応援

  • SSやイラストなどの作品を作成・提示することで、任意のタイミングで特殊能力の発動率等にボーナスがつくシステムのことです。
  • 詳しくはレギュレーションの応援ボーナスについてをご確認ください。

ターン/フェイズ

  • ゲーム中の時間の区切りのことです。
  • 詳しくはこちらをご確認ください。

所属陣営

  • キャラクターが現在所属している陣営のことです。
  • 通常はキャラクターエントリー後に分けられた陣営が所属陣営となりますが、能力の効果などで変更されることがあります。
  • 所属陣営が同じキャラクターを「味方」、異なるキャラクターを「敵」と呼称します。
    • 転校生も「敵」に区分されます。

基本所属陣営

  • キャラクターが戦闘開始時に所属していた陣営を、そのキャラクターの基本所属陣営と呼び、現在の所属陣営とは区別します。
  • 限られた条件(全滅のチェックなど)においては基本所属陣営を参照します。
  • 味方からリソースを支払う制約は、この基本所属陣営を参照します(一時的に味方として扱われている敵をリソースとして支払うことは出来ません)。
  • 戦闘開始後に基本所属陣営が変化することはありません。

能力休み

  • 特殊能力を使用した後の1回休みのことです。
  • 詳しくはこちらをご確認ください。

内ゲバ

  • 同じ陣営のキャラクターを通常攻撃および特殊能力の効果によって殺害することです。
  • 特殊能力の制約による殺害は内ゲバにはあたりません。
  • 内ゲバでは例外的にDPが発生しません。

侵入

  • 特定の範囲に、それ以外の場所からキャラクターが移動すること。
  • 登場(増援や召喚など)は進入に含まれません
  • 範囲内での移動は侵入とは言いません


パッシブ能力とアビリティ


 この二つは紛らわしいため混同するプレイヤーもいるかと思いますが、
【パッシブ能力】はゲーム開始時点に発動判定を行い、なんらかの効果を発揮するタイプの特殊能力です。

【アビリティ】は、本キャンペーンの特殊ルールにより導入されているキャラクターごとの特別な技能です。
 アビリティは、初期ステータス上限を下げるなどのデメリットがある代わりにゲーム開始時点から移動力が永続で+1、通常攻撃が必ず命中する、などの状態となります。





最終更新:2015年07月13日 11:46