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ステータス(評価点数:Lv.900)
特殊能力『布良星の光芒』(発動率:100%)
効果:体力2ダメージ
範囲:隣接無限マス一マス内全員 時間:一瞬 能力原理
彼女によって弓から撃ち出された矢が細長く伸びる一筋の光となり、拡散。その場に存在するすべての敵を射抜く。
必殺技『月明の清光』 (消費MP:3)
効 果 :
必殺技原理
敵に急所に矢を放つ。
キャラクター説明
弓道部副部長。風紀副委員長。通称『カノープス』。
腰まで伸ばした黒い長髪の美少女。前髪は目にかかるほど長い。。弓道の試合時は邪魔にならないように髪を結び、前髪は銀色の髪飾りで止めている。
No.2でありたいという願望を持ち、常にそのために行動している。一位や頂点には興味がない。むしろ面倒だとすら思っている。
そのため、わざと手を抜いたりすることもある。
普段は裸眼だが、本気を出すときは眼鏡をかける。
エピソード
その日、二人の弓道部員が忘れ物を取りに弓道場に入ると、まだ弓の練習に取り組む女性がいた。
それは弓道着姿のポニーテールの見目麗しい女性。艶やかな黒髪は見るものにこれぞ大和撫子といった印象を与えるだろう。
十七夜月美女という名のその女性は弓道部の副部長である。 居残りで練習を続けていたのだろう。
「あら、何の用ですか」
二人に気づいた美女が声をかける。 「忘れ物をしたのでそれを取りに」 「そうでしたか」 美女はそのまま練習に戻った。
美女が的に向かって矢を放つ。的に当たった。
矢を放つ。的の中心に当たった。 矢を放つ。的の中心に当たった。 矢を放つ。的の中心に当たった。 矢を放つ。的の中心に当たった。 矢を放つ。矢が的を外れる。 矢を放つ。的に当たった。。 矢を放つ。矢が的を外れる。 矢を放つ。的の中心に当たった。
「気のせいかな……?」
「何が?」 「今、十七夜月先輩まるでわざと外したような……?」 「まさか。そんなことする意味がないじゃない」 「そ、そうだよね」 見間違いだったのだろう。彼女は自分が見た光景をそう結論づけることにした そして弓道部の後輩二人はしばらく見届けると忘れ物をもって弓道場を立ち去って行った。
「危ないところでしたね」
もう少しで気づかれるところだった。彼女が実際に矢をわざと外したのだということを。 なぜ、あまりに完璧すぎるのもナンバー2を目指す彼女には不都合だから。
別に向上心が全くないわけではない。ただトップになんてなりたくないだけ。責任が大きくなりすぎるだけだから。
トップを目指す人間はいくらでもいるのだから彼女もそうある必要なんてない。 それなら周囲で支えていたい。No2でありたい。だから、彼女はわざと手を抜くことがある。
『カノープス』―――りゅうこつ座のα星。全天で2番目に明るい恒星。
それは自分にとてもふさわしい名だ。 十七夜月美女はそう呼ばれることをとても誇らしく思う。
今の生活はとても理想的だ。だから今後もこう生き続けていきたい。
そのために、彼女は練習をしている。わざと外すのも技術は必要だから
そしてそのあとも美女は一心不乱に矢を撃ちつづけてた。
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