真沼陽赫

■キャラクター名:真沼 陽赫
■キャラクター名読み:まぬま ひあか
■性別:男性

キャラクター設定

希望崎学園高校三年生。現在不登校。
一年前、“迷宮時計”によって引き起こされる争いを拒み、自ら命を絶った幼馴染、神敷由智(かんじき ゆさと)。
しばらく後に彼女の時計に触れ、時計の争いは引き継がれた。
極端に厭世的であった引きこもり時代から一転、現在は時計の争いに全てを捧げる執念に満ち溢れる。
戦いにおいては、その能力性状と反し、あらゆる奇手を厭わない。

参戦にあたり、自身を義体化。
両腕の義手に加え、全身にスラスターを仕込んでおり、ETC理論(※)を用いた格闘術を揮う。
“欠片の時計”は、義手のデジタル表示機能として埋没した。

※“ETC(Extreme Thruster Combate)”:極度推進格闘術
関節の駆動に併せスラスターを急速噴射、並外れた加速度を攻防に応用する未完の格闘技術理論。
本来はロボット用に検討された技術理論だが、真沼はこれを、自らの義手と各関節のスラスター増装により、人間の身で無理矢理に運用する。
不安定ながら、瞬発推進力を活かした回避・移動・高速打撃と、高水準の近接格闘能力をもたらす。
未完の理論である理由は、発案者である真沼陽赫以外にこれを理解・有効活用する術を持つものが居ないため。

特殊能力『ふたりきりの戦争(ハイ・タイド)』

対象に対し、一対一の戦いを強要する決闘能力。
発動の瞬間は二者ごと周囲が暗転、全てが一瞬、緑色のワイヤーフレーム輝線化。
直後、一本の赤線が結ぶ始点と終点が、能力対象同士の結び付きを明らかにする。
そして対象となった二者以外の干渉、二者の外部への干渉を著しく制限する。
例えば決闘者以外への攻撃を行った場合、その威力は1割にも満たない。その逆も然り。

解除条件は以下の3つ。
・決闘者どちらかの死亡、戦闘不能
・決闘者どちらかの降伏
・双方にダメージのないまま、3600秒の時間経過

対象となるのは人に限らず、動物や無機物などにも行使可能。


関連SS

プロローグ







柊時計草(風月藤原京)<<前のキャラクター|次のキャラクター>>右野斬子

最終更新:2014年10月10日 16:49