馴染おさな

■キャラクター名:馴染 おさな
■キャラクター名読み:なじみ おさな
■性別:女性

キャラクター設定

 明るく溌剌とした雰囲気の美少女。明るいブラウンのロングヘアに、ぱっちりした栗色の瞳が特徴的。年齢17歳。身長158cm、体重は…ヒミツに決まってるでしょ!バカ!
 どこにでもいる普通の女子高生。成績優秀で運動能力も高め。面倒見が良く、大人ぶった態度をしばしば取りたがるが、根は子供っぽく、ドジをしがちですぐにボロが出る。
 好きな食べ物は甘い物。好きな動物はネコ。好きな科目は国語。好きなタイプは優しい人。趣味は料理。特技も料理。あと他にもかわいい物は全部大好き!

 ――というパーソナリティを、試行錯誤を経て演じるようになった少女。実際は女子高生ではなく、一箇所に留まらず能力を悪用しながら放浪している。
 目的のためには手段を選ばず、他人の利用や殺傷への葛藤は薄い。運動能力は魔人能力者の常として『高め』どころではないが、根が子供っぽくドジをしがちなのは素。ただしミスを取り繕う能力も高い。
 特殊能力を駆使するため、言語方面に強い。日本語と英語は何ら不自由なく扱え、それ以外のスタンダードな言語ならば小学生レベルの会話は可能。よく使うのは『彼の名前は何ですか?』『ねえ、久しぶり!』等。

 迷宮時計の入手は偶然だったが、バトルロイヤルへの参加には前向き。事前にパーソナリティを調べあげておいた、偵察・情報収集・護身・攻撃等に使えそうな『幼馴染み候補』を数名確保している。
 迷宮時計の形状はシンプルだけど可愛いデザインのアナログ腕時計で、文字盤が虫のように動きまわって文章を作る事で迷宮時計として機能する。普通の時計としても愛用している。

特殊能力『俺君、久しぶり!へへへ、なんだか懐かしいね。元気にしてた?』

 対象の名前を呼ぶ事により、対象の記憶を改竄し、おさなの事を『久しぶりに出会った、かつてほのかな恋心を抱いていた幼馴染み』であると思い込ませる(以降これを『幼馴染みにする』と表現する)。
 幼馴染みにした対象はおさなに対する敵対行動を躊躇する、うざったがりつつもつい手助けしてしまう、等の行動に繋がる、理由の分からない好意の感覚を覚える(以降これらの感覚を『幼馴染み感』と表現する)。
 様々な世話を焼く、昔から変わらないと決めつけて知った顔をする、変貌に怯えつつも信頼を崩さない等の幼馴染み的な行動を幼馴染みにした対象へ行う事で幼馴染み感は強まる。
 幼馴染み感を極限まで高めた状態で、ロマンチックなシチュエーション下で幼馴染みにした対象へ愛の告白を行う事により、幼馴染みにした対象はおさなに対する愛情を何より優先するようになり、あらゆる行為を躊躇なく行うようになる。
 逆に、二人の仲を冷やかされて恥ずかしがらない、対象が親身にしている女性に対して嫉妬しない、等の幼馴染みらしからぬ行動を取れば幼馴染み感は低まる。幼馴染み感が極限まで低まった場合、この能力を脱する事ができる。
 効果を脱した対象は、何故だかおさなの事を幼馴染みだと思っていたが、そんなのは全て白昼夢のような物で気のせいだった、という認識になる。

 現状、幼馴染み感の初期値がもっとも高いのが『17歳日本人男子』であり、『12~40歳の日本人男女』くらいまでは違和感なく幼馴染みとして受け入れられる(年下からは大人っぽく思われ、年上からはいつまでも若いと思われる)。
 それ以外の対象に対しては幼馴染み感の初期値が著しく低まるものの、ともかく何らかの理由があっての事だろうと幼馴染みにした対象は納得し、結果的にその能力対象は老若男女種族を問わない。
 ちなみに、この納得のプロセスがすんなりしたものであれば幼馴染み感の初期値の低まりは抑えられる。たとえば魔人能力によく馴染んだ者であれば『魔人能力によってそんな姿になっちゃったんだ』というおさなの説明を自然に受け入れやすい。

 同一世界上に既に幼馴染みが存在する場合、別の者を幼馴染みにした場合、前の幼馴染みは効果を脱する。また一度幼馴染みにした者が何らかの手段でその効果から脱した場合、再び幼馴染みにする事はできない。
 また、呼びかける名前が本名である必要はないものの、幼い頃に使っていた名前である必要があり、通り名やコードネーム、最近使い始めた名前等では能力を発動させる事ができない。


関連SS

プロローグ

投稿した幕間

登場する幕間







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最終更新:2014年12月21日 03:10