善通寺眞魚

■キャラクター名:善通寺 眞魚
■キャラクター名読み:ぜんつうじ まお
■性別:男性

キャラクター設定

謎の多い土地“四国”からやってきた青年。

白衣(びゃくえ)を羽織り、背中に巨大な筆や荷物を包んだ風呂敷を背負っているが
散切りの茶髪にヘッドホン、白衣の下はストリート系ファッションという妙な出で立ち。
“四国”に張り巡らされた88の結界の管理者だが、色々とルーズで気さくな兄ちゃん。
ヒマさえあれば、カツオ節たっぷりのぶっかけうどんをズルズル啜っている。
ふらふら出歩いてあっちこっちに筆で落書きし『書』を残すのが趣味な旅ガラス。
温泉好きで、なぜか行く先々で温泉が湧くという特殊な才能を持つ。

今回の戦いには“四国”での異変を解決するために
希望崎を訪れたところで『欠片の時計』に選ばれ巻き込まれる形となった。
所持する『欠片の時計』はカラクリ時計。
編笠型のトサカを持つ尾の長いニワトリ・アワオナガドリの飾りが付いている。


『書道』と呼ばれる戦闘術を伝承している。
言霊の力を使い魔を封ずるとも、筆を駆使した暗殺術とも言われるが
その子細は歴史の闇に隠れ、定かではない。
尤も眞魚自身は平和主義者であり、その力を殺戮目的で用いることは殆どない。

特殊能力『筆を選ばず誤りて帰る』

筆で書いたイメージを具現化する能力。
もっと厳密に言えば、実体化“したように”思わせる能力。

一度仮想実体化してしまえば、例え目を閉じたり抉ったりしても
それらが実体化したかのような感覚や認識は消えずに残る。

例えば餅を書けば、それを見た者は「そこに餅がある」と錯覚し
ありもしない餅を掴んで口に放り込み、味や温度などをリアルに感じることが出来る。
虎を書けば、絵から抜け出した虎に襲われて怪我や骨折をしたり、体当たりで吹っ飛ばされる可能性もある。

仮想実体化は、数秒~数十秒ほど、しっかりと絵を見ることが必要となる。
実体化にかかる時間はその絵の大きさに依存する。
餅1個程度ならばほぼ一瞬だが、虎ならば十数秒、更に強大なイメージならば分単位の時間がかかる。

書いたものが消されたり汚された場合や、見たという記憶自体を失うなどした場合は効力を失う。
また、書いた絵より大きなものを仮想実体化することはできない。
(例:地球の絵を書いても、その絵のサイズのミニチュア地球しか出せない)

また、対象に文字を書くことで、眞魚がその字に込めたイメージを直接叩き込むこともできる。

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プロローグ







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最終更新:2014年10月10日 16:48