希保志遊世

■キャラクター名：希保志遊世
■キャラクター名読み：きぼしゆうせい
■性別：男性

キャラクター設定

秘宝を求めて（盗掘）世界中の秘境を探検する（無許可）
トレジャーハンター（自称）にして現役希望崎学園生徒（21歳、3ダブ）　

異能の存在と引き合うことのできる常在型魔人能力を持っている。が
本人は自分の能力を良く分かっておらず、なんとなく魔人であるという自覚しかない(*)

曲がりなりにも世界中を探検してきただけあり身体能力は総合的に高め
また色んな道具の扱いにも長けており、鞭と投げナイフの扱いを得意とするが
射撃はまあまあレベル

様々な道具を持ち歩くが、武器としては以下の物を主に装備している

革の鞭
アーミーナイフ
複数の投げナイフ（基本的に一度に持ち歩くのは8本くらい）
特殊銃「クロックワークブランダーバス」

服装はカウボーイハットを被りワイシャツの上から革のジャケットを着た
いかにも冒険家的な格好をしており、曽祖父が遺した懐中時計を首から下げている
この懐中時計に欠片の時計の性質が入り込んだ事から今回の戦いに巻き込まれる

ある遺跡を探検した際に出会った重力妖精イオを常に従えており
特異性を駆使したサポートから遊世へのツッコミまで様々な活躍をしてくれる

・イオ
重力妖精。女性。
悪戯好きな性格だが、悪戯が過ぎたため妖精界から放逐された。そして物質世界を彷徨っていた所遊世の能力によって見つけられた。
物質世界では人間と契約していない妖精は生き長らえることが出来ないため、遊世と契約して付き従うことにした。

・クロックワークブランダーバス
希保志遊世がかつて歯車屋敷と呼ばれた建造物を探検した時に拾った
過剰な歯車の装飾が施されたフリントロック式ピストルの形をしたオルゴール。
銃の上部にぜんまいが付いておりこれを回し、引き金を引く事で
銃の至る所に付けられた歯車が稼動しだし
バッハの「主よ人の望みの喜びよ」が1分30秒流れる

この銃の特異な点は内部構造的に完全なオルゴールであるにも関わらず
銃口から弾丸を詰め、火皿に火薬を詰めた状態でぜんまいを十分回し
引き金を引く事によって演奏開始と同時に実際に弾を発射する事が可能なところである

発射された弾丸は通常のフリントロック式ピストルよりも
強力かつ精度が高く、概ね現代の9mm弾を使用するハンドガンのそれに相当する

演奏が始まると一度、ぜんまいが切れて演奏が停止するまで
この特異性を一時的に失い、弾丸を発射する事はできなくなる

内部構造的には完全にただの銃の形をしたオルゴールである為
通常の検問等には引っかからず、日本等にも本物の銃に比べ楽に持ち込むことが可能

武器として要約すると、
現代のハンドガン程度の威力と精度で弾を発射することが出来るが
一発弾を発射する毎に音楽が流れ、止まるまで再装てん出来ないフリントロックピストルである

(*)
希保志遊世は秘境の情報を得たときや探検中、そして財宝を発見した際などに
「俺の勘がそう言ってる！」「俺ほどのトレジャーハンターなら財宝を手にする運命が見えるのさ！」
等と自分のトレジャーハンターとしての勘が優れている事を主張する発言をよくするが
ただノリで言ってるだけであり彼の魔人能力の効果の現れという訳ではない。
というか基本的にどこかへ探検する度に一度は言ってるため全くアテにはならない。

特殊能力『重力妖精召喚「サモン・イオ」』

遊世が契約している重力妖精イオを自分の半径10メートル以内の任意の位置に召喚する。
この召喚は遊世が有する魔人能力ではなく、重力妖精との契約者としての権限を使用したものである。
召喚は例えイオが世界線、時空を越えて離れた位置にいても有効。
また、契約の制約として、お互いの距離が離れすぎると自動的にすぐそばに召喚される。

・重力妖精　
重力妖精は15cm程の人型妖精であり、人語を解し人間と同等の知能を有する。常に空中に浮いている。
重力妖精の特徴は、「透過性」と「吸引性」である。
「透過性」とは、妖精たるが故の物質世界での原則的相互不干渉のこと。
人や物は重力妖精に触れることができず、逆もまた然り。触れようとすると透けて当たらない。
そして例外として重力妖精が物質世界へ干渉できる特性が「吸引性」である。
胸の中央にある核を中心に重力を発生させ、物体を引き寄せることができる。生物を引き寄せることは不可能。
引き寄せることができるのは指定したものだけであり一度にひとつのものしか指定できない（※）。重力の強さは重力妖精の意思で調整できる。
※指定したものと同一の物体として認識できるものは同時に引き寄せることができる。例：水や砂はまとめてその場にある全部の砂や水を引き寄せられる。

希保志遊世