折笠ネル
■キャラクター名：折笠 ネル
■キャラクター名読み：おりがさ ねる
■性別：女性
キャラクター設定
秘密魔人結社『手折(たおる)結党』の上級構成員。構成員は現在折笠ネルの一名。
手折結党は手芸の一亜派である藤原清流の折紙術師を源流に持つ、武闘傭兵集団としての側面が大きい。
また、魔人以外の異能者を敵視しており、現在の目下の討伐標的は遠野の妖怪軍団、その首魁と目される阿弖流為。
政府との距離については派閥の間で意見が別れており、現在は近づきも離れもせず、不干渉を貫く方針。
能力を明かすことが恥と考える党員が多い中で、折笠ネルは能力を堂々と行使する。手折結党に最も相応しい力を有するという自負があるためである。
折紙(せっし)術も結社最高クラスで、折り鶴なら片手で5羽同時に1秒足らずで折ることができる。
20代前半の長身女性。饒舌で自信家の武闘派。
格好は軍帽軍服にミニスカート。裾の長いミリタリーコートをその上に羽織る。
腰には軍刀めいて超高圧縮紙製の長巻『加州折笠信文』を佩く。
コート裏には武器となる大量の折り紙(完成品、派生前の基本形まで折込済の仕掛品、無加工品)を仕込んでいる。
迷宮時計の形状は世界終末時計。23：55を指した一枚の紙切れ。いくら破ろうとも手許に戻ってくる。
彼女は勝利につれて時計の針が進展すると信じており、00：00となった世界を一度見てみたいと考えている。
あとは流石にそろそろ自分以外の構成員がほしい。
特殊能力『廬斉夢蝶折据』
廬斉夢蝶折据(ろせいがゆめのてふはをりすゑ)。
折り紙に対して、モチーフに則した実体を持たせることが出来る能力。
例えば折り鶴であれば、本物の鶴としてのスペックを再現できる。
もっとも、スペックは原寸大より大きければより高く、小さければより低い。
ただし、モチーフはある程度分かりやすいものであることが必要。
例えばフェニックスの折り紙を作った場合、それがフェニックスと理解できる人は殆ど居ないため実現化は到底不可能。
折り紙とはいえど、折れるものであれば紙素材である必要はない。
また、たとえ折り目が無くともモチーフが容易に相手に認識できるようなら問題なく能力行使できる。
関連SS
プロローグ
最終更新：2014年12月07日 18:23
