浅尾龍導

■キャラクター名:浅尾 龍導
■キャラクター名読み:あさお たつみ
■性別:両性

キャラクター設定

生徒会及び番長グループと並ぶ希望崎学園第三の組織『同窓会』のメンバー。
同窓会は希望崎学園の卒業生で構成されており、
主として希望崎生によって学外へ向けられた力へ対処するための組織である。
即ち魔人学生が学外で事件を起こすことによって一般社会からの危険視が強まり、
学園自治法及び希望崎学園が廃止されることを防ぐことを第一の目的としている。

希望崎学園中庭にいつの間にか希望の泉と対になるように設置されていた日時計に触れ、
初期の時計所有者となったことで同窓会がこの事件を認知。
希望崎生の仕業であることが疑われ調査開始。当然ながらそのメンバーに加えられた。

25歳。卒業後すぐに魔人警備会社へ就職。
企業等を狙う魔人ヤクザや魔人テロリストを相手取り民間人ながら着々と戦闘経験を積む日々。
(無論、相手が犯罪者だろうと戦闘行為は本来犯罪です)

性転換能力者により女性化した男性。
肉体的には女性だが心は男性のままである。
身近な人間には男性として振舞っているが、
事情を知らない相手には面倒事を避けるために女性として振舞うことも多い。

身長は160センチ弱。胸はDカップで髪は黒のショート。だって長いと色々面倒だから。
化粧も面倒だけど仕方なく最低限はしている。顔立ち自体はちょっときつめ。
飛び抜けて良いというほどではなく中の上といったところだが、
性転換能力者いわく男とも女ともつかないおぞましい姿になる可能性も高かっただけに、
十二分に当たりといえる。

同窓会の任務中は燕尾ジャケット付きのバニーガール姿であるが、
これは同窓会が動かなければならないような事態をただの茶番にするという意思によるもので、
脈絡のないバニーガールというおふざけに燕尾服でフォーマルぶるという、
浅尾流の皮肉めいたユーモアである。

不死身能力を持っているせいかちょっと世の中を舐めてるところが有り、
なんとなく雑だったり、そこはかとなく皮肉っぽかったりするが根は善良である。

好物はバナナ。

かつて男性だった頃に股間から生えた剣を全身を使って振り回していたため、
体幹&足腰が異様に強く現在でもそれを維持している。

特殊能力『性剣セクスカリバー』

ペニスの皮を剥くと剣に変わり、剣身を根元から先へなぞるとペニスに戻る。
切れ味抜群で何でも斬れる(概念的なものが斬れるわけではない)
またペニス状態つまり鞘のある状態では傷を負ったり病気になったりしない。

肉厚で120センチの長い刃を持つシンプルで実直なデザイン。
竿が柄に亀頭が剣身に対応している。

聖剣エクスカリバー。
あまりに有名なその剣は思春期男子がその存在を知ったとき、
実に9割以上が性剣セクスカリバーまたはそれに類する名を連想するという。
そしてその数の多さのゆえに魔人化するほど妄想を高める者が出るのは必然だった。
そして剥こうとすれば痛みを伴うほどの包茎であった浅尾にとって、
抜けない剣と剥けないペニスを同一視することは極自然なことであった。
「剥けない筈のこいつが剥けたとき俺は凄まじい力を手にする!」
常日頃そう妄想していた浅尾は日々欠かさず少しずつ包皮をほぐしていた。
当時17歳。学校でも休み時間にトイレの個室で挑戦していたのだがついにその時が訪れた。
剥けないはずのペニスが剥けたその瞬間!
浅尾のペニスはたちまち剣と化しトイレの壁をたやすく貫き運悪くそこにいた生徒をも貫いた。
こうして何物をも切り裂く力を手にした浅尾は、
殺害については不問にされたものの半ば監視の意味も込めて生徒会に加えられた。
そして番長グループとの闘争の中で股間の剣を振るうための独自の剣術を編み出したものの、
股間に繋がった剣などというものが剣としての本領を発揮できるわけもない。
そんなある日、ペニスをころりと外してしまえる転校生がいるという噂を耳にする。
皆の協力もあって転校生(女性であった)の召還に成功したがその魔人能力は性転換。
ペニスが取れるのはいわば副作用であった。
だが背に腹は変えられぬと覚悟を決め女性となった浅尾が、
乙女より与えられし新たな剣を手にしたとき、
自分が不死身の力をも手にしたことに気づいたのだった。

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最終更新:2014年10月10日 16:46