刻訪結

■キャラクター名:刻訪 結
■キャラクター名読み:ときとう ゆい
■性別:女性

キャラクター設定

都内の某私立女子中学校2年生。
襟の十字が特徴的な長袖のセーラー服と黒のストッキングに身を包み、
肩までくらいの長さの黒髪をもつ点は一般的な女子中学生と大差ないが、
頭の左上に付けている赤い花飾りと吸い込まれそうな黒い瞳が特徴的である。

7歳の時に両親を事故で失い、親戚の家に引き取られたが養親に酷く虐待された。
彼女の育った綾辻家は「裏」で名を馳せていた『危辻』(あやつじ)の系譜であり、その血を引く彼女を恐れたのだ。
虐待に耐えかねた彼女は『操絶糸術』(後述)で養親を殺害した。
現在は『刻訪』の住居兼事務所で会長・副会長夫妻と共に生活している。

幼い時に両親を失い親戚には虐げられた彼女は、『刻訪』の人々を家族のように慕いそして彼女もまた愛されることにより笑顔を取り戻した。
理知的な美しさがあるが、年相応の快活さも併せ持っており、表情がころころと変わる様子が可愛らしい。
メンバーの一人である「お兄ちゃん」が姿を消して以降は、ときおり精神が不安定になっている様子がみられる。

本名は綾辻 結丹(あやつじ ゆに)といい、学校その他の一般社会ではこちらの名前で通っている。


◆主な戦闘方法
身体能力はその辺の女子中学生と比較しても大差ない。
にもかかわらず彼女を裏社会の住人たらしめているのが、危辻に伝わる秘術のひとつ『操絶糸術』(結が言うには、キリングストリングス)である。

『操絶糸術』とは、糸を使って敵を切断したり拘束したりする、バトルマンガでときたま登場するあのカッコイイ技のような技術である。
どうやったら習得できるのかさっぱり分からないが、幼い頃から積んでいる鍛錬により彼女は糸を思いのままに操る。

間合いは直径20メートルぐらいで、指を動かせば(硬い物を壊すなら大きな動作が必要)範囲内で攻撃が起こる。
壊せるものは大きさと硬さに依存し、動物は基本余裕、車はしんどい、ビルはムリといった程度である。
壊す、縛る以外にも応用がきくが、開けた場所での戦闘はやや不向き。

彼女が制服のポケットに入れている変な鳥のポーチは裁縫セットになっており、
糸術のための特殊糸、危辻に伝わるすごくよく切れる糸切鋏なども入っている。

特殊能力『赫い絲』

(読み:あかいいと)

血染めの糸を媒介に特性を移植する能力。
糸を自分の血で染めたときと他人の血で染めたときでそれぞれ効果が異なる。


[効果1]
※試合SSでは使用しません

[効果2]
魔人の血液で赤く染まった糸を自分の体に刺繍することで、血液の持ち主である魔人の特殊能力を使用できるようになる。
使用期限は酸素に触れた赤がやがて黒に近づくまで=糸を鮮血で染めてから10分。
縫い糸は自分の二の腕1周分以上の長さが必要。

[制約]
能力を発動する(=能力で自分の体を傷つける)と、体力に加えて精神力も減少する。
痛いのは嫌いなのに無理に能力を発動しているから。

[能力原理]
両親を求める想いが少女を魔人へと変えた。
赤い糸は認識(ココロ)を結わえる。

関連SS

プロローグ

投稿した幕間

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最終更新:2015年02月22日 10:21