善通寺眞魚

■キャラクター名:善通寺 眞魚
■キャラクター名読み:ぜんつうじ まお
■性別:男性

キャラクター設定

謎の多い土地“四国”からやってきた青年……の、パラレル的存在。
数枚壁を隔てた並行世界においてもやはり“四国”では各種異変が起きており
その原因が『欠片の時計』であることを知り、希望崎へとやってきた。


白衣(びゃくえ)を羽織り、背中に巨大な筆や荷物を包んだ風呂敷を背負っているが
散切りの茶髪にヘッドホン、白衣の下はストリート系ファッションという妙な出で立ち。
“四国”に張り巡らされた88の結界の管理者だが、色々とルーズで気さくな兄ちゃん。
“四国”各地の方言がごちゃ混ぜになった独特の口調で喋る。
ヒマさえあれば、カツオ節たっぷりのぶっかけうどんをズルズル啜っている。
ふらふら出歩いてあっちこっちに筆で落書きし『書』を残すのが趣味な旅ガラス。
温泉好きで、なぜか行く先々で温泉が湧くという特殊な才能を持つ。

能力とは別に、『書道』と呼ばれる戦闘術を伝承している。
言霊の力を用いて魔を封ずるとも、筆を駆使した暗殺術とも言われるが
その子細は歴史の闇に隠れ、定かではない。
尤も眞魚自身は平和主義者であり、その力を殺戮目的で用いることは殆どない。



○Aマホ式ステータス
「身体スキル」:【鍛えた身体Lv.3】【好青年Lv.1】
「知的スキル」:【アヤカシ知識Lv.3】【世間知らずLv.-2】
「固有スキル」:【書道Lv.4】【[魔]】
「オプション」:【大筆Lv.2】【絵巻物Lv.3】

【鍛えた身体Lv.3】“四国”中を練り歩いて鍛えられたいい身体をしてます。
【好青年Lv.1】一目見て嫌われない程度の爽やかさがあります。
【アヤカシ知識Lv.3】狐狸妖怪・怪談などに詳しく、退治や対策についても知り得ています。
【世間知らずLv.-2】“四国”外の世情や最新鋭の機械などにはかなり疎いです。
【書道Lv.4】上記の通り子細はよくわかりませんが、筆を主体とした格闘術に長けています。
【大筆Lv.2】1mほどはあろうかという大きな筆です。ちょっとやそっとでは壊れません。
【絵巻物Lv.3】白紙も含め、数本の巻物を常時携えています。

特殊能力『筆を選ばず実ちて帰る』

筆で書いたイメージを実体化したり、逆に実体あるものを絵に変える能力。

【書いたものを実体化する場合】

・書いた大きさよりも大きいものは実体化できない。
(例:地球の絵を書いても、その絵のサイズのミニチュア地球しか出せない)

・実体化したものが何らかの理由で破壊・消滅すると絵を描いていた媒体も壊れる。
 また、逆に絵を描いていた媒体を先に壊された場合も実体化したものが消える。

・実体化には、善通寺以外の誰かがそれを『見る』必要がある。
・実体化するものが複雑・強力なものほど、実体化に時間がかかる傾向にある。
(例:小鳥なら一瞬、虎ならば十秒ほど、龍などなら数分など)

・実体化させたものは、善通寺の任意で戻すこともできる。
 戻したものを再び実体化させることも可能。

【実物を絵に変える場合】

・絵にする対象と、絵を収める媒体の大きさが極度に食い違う場合は成功しない。
(例:人間をハガキサイズの紙に封印することはできないが、掛け軸程度ならなんとか出来る)

・絵にする対象が複雑・強力なものほど、絵に変えるのが困難となる。
(例:人間を絵にする場合は、相手の同意があるか相手が弱っている必要がある)

・絵に変えた実物は、善通寺の任意で元に戻せる。
 ただし、戻したものを再び絵にするには再度能力を行使せねばならない。



なお、切り札として、文字を対象に直接書くことでイメージを直接叩き込むことができる。
『書道』との合わせ技による変則的なもの。
叩き込めるイメージは画数に比例し、複雑な字を刻めば相応の効果が得られるが、簡単な文字ではめざましい効果はない。
(例:『死』と書いても相手を即死させるようなことはできないが、『滅』ならば即死の可能性はある)
実物を絵に変える際も、この『イメージの叩き込み』を利用する。

関連SS

プロローグ







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最終更新:2014年11月13日 06:28