道明寺羅門と魚沼産コシヒカリ


道明寺 羅門


所属:希望崎高校
学園:3年生
部活:園芸部部長
ステータス
攻撃:20 
防御:15 
体力:10 
精神:0 
FS(園芸):20

●特殊能力:光の使徒
効果:驚異的な光合成の力を植物に与える。
植物は爆発的な成長を遂げ、その繁殖力によって周囲を破壊する。
本来は、これによって周囲1マスに3ダメージを与える能力。
だが、コシヒカリの成長力・繁殖力と乗算すれば、瞬く間に世界を滅ぼすだろう。

制約:太陽が出ているときのみ使用可能。

キャラクター説明
人呼んで園芸の修羅。

1年生の冬、とある魔人の能力による氷河期並みの大寒波から
身を呈して園芸部の『植物園』を守ったことにより、部長の座に就く。
そのときの霜焼けはいまだ背中に残り、鬼のような形相を浮かび上がらせている。
いつも麦わら帽子をかぶっており、油断ない農作業服に身をつつむ。

園芸家の名門であった厳格な父の指導により、幼少時より過酷な園芸教育を施された。
その後、当の父より《禁断の園芸術》の生贄とされかかるも、父を逆に抹殺。
道明寺家の名を継ぐ者として、孤独な日々を送ることとなった。
植物のみが彼の友人であり、生きた人間には毛ほどの興味も示さない。

そんな彼がある夜、園芸部『開かずの闇花壇』にて見つけたものこそが――

魚沼産コシヒカリ。
禁足地《新潟県》より人類が持ち帰りし、五大災厄のひとつ。
他の生命体をすべて死滅させるほどの成長力と繁殖力を有していたため、
世界を危機に陥れるものとして、初代園芸部長によって封印されていたのだった。

「お前は、私だ……!」

この孤独なコシヒカリを、世界に解き放ちたい。
道明寺羅門の能力があれば、夜明けの太陽光とともにコシヒカリは世界を席巻するだろう。
魚沼産コシヒカリがその生存力を発揮したとき、捕食者である人間はおろか、
あらゆる生物も植物もコシヒカリに寄生された『ワールド・エンド・コシヒカリ』となることは間違いない。

彼は己を苗床と化し、ゾンビのごときコシヒカリ寄生者を引き連れ、校舎の外へと進軍を開始するのだった。
コシヒカリに脳深くまで寄生されており、その行動をコシヒカリに支配されている。
もはや己の意志で、自らの行動を止めることも叶わぬのではないだろうか――。


魚沼産コシヒカリ


キャラクター説明

禁足地《新潟県》より人類が持ち帰りし、五大災厄のひとつ。
その強すぎる生存能力は、他の生物に寄生し、積極的に自分以外の生命体を滅ぼす機能すら備える。
魔人ではないため特殊能力の類は一切持たないが、スズハラ機関よりEFB指定:カテゴリXX判定を受けている。

”子”となる分体に寄生された者は、緩慢な動きで光と水と土をもとめて蠢く、肉塊と化す。
一方で、本体の苗床となった者には圧倒的な身体能力を与え、脳幹深くに寄生した自己を防衛させる。
その力は、銃弾より素早く、降ってきた隕石を砕くほどである。
また自己進化能力にも優れ、相手の強度・速度が高いほど身体能力が向上することも判明している。
最終更新:2014年07月12日 19:04