逝谷しおり(ゆきがやー)

【 性別 】:女性
【 学年 】:2年生

特殊能力:命知らずの悪戯部屋(トリックルーム)


対象Aと対象Bの速度を入れ換える能力。
停止している物は対象にできない。
対象は、彼女を中心とした一辺10メートルの立方体状の空間から選択しなくてはならない。

制約として、効果時間1秒につき寿命1日を支払う。
余命1年を宣告された日に能力に目覚め、それからひと月経過する間に
10ヶ月ぶんの寿命を使ったため残りの余命は1ヶ月(31日)。
能力使用後は消費した寿命の分を盛大に吐血するため連続使用は難しい。

キャラクター説明:

余命1ヶ月の重病人。
原因不明の奇病《時が先か》に侵されている。
《時が先か》は発症時に余命が固定され、それに沿って体が衰えていく病。
身体は枯れ木のように痩せており、顔色は蒼白。歩くときは杖を使用する。
出席日数不足で留年を繰り返す19歳。

「生きてるだけで人に迷惑をかけるクズ」と自らを卑下し、
病気のため家族に気を使わせるくらいならさっさと死にたいと考えている。
そのため能力の使用を躊躇う事はない。

生徒会に所属しており、ジョン・雪成の決死隊募集に対して即決で答えた。
「あたしなんかの残りカスみたいな命、未来ある皆さんのために使い潰すべきだ」
という極めて卑屈な人助け精神をよく口にする。

明晰な頭脳を持ち、鋭い直感と情報処理能力、判断力を兼ね備えるが
性格はあまり良くない。口が悪い上、走馬灯ごっこや遺言ごっこ、
死体ごっこや幽霊ごっこなどの不謹慎な遊びを好む。

「やれやれ、また寿命が縮まったわ」

SS