甘葛(あまずら) モリオン

【 性別 】:男装少女
【 学年 】:2年生

特殊能力:テレアート

効果:自分が指定した物体Aの表面にある絵や文字、模様を他の物体Bに印刷することが出来る。
※ここで言う印刷とは、塗料によるものでは無く、色という概念の塗り替えであり、術者が能力を解除しない限り、洗っても擦っても色は取れない。

制限1:指定する物体AとBの数や物体同士の距離に制限は無い。

制限2:物体Aの材質が何であろうと、Bには視覚的な情報のみしか印刷は出来ない。(例、鉄の扉に木の机の模様を印刷しても材質は鉄のままで木にはならない。)

制限3:描いてある絵や文字を別の場所に印刷する時、絵や文字の描いてある媒体によってBの質を左右される事は無い。{例、物体Aに紙を指定する場合、紙に絵を描いて物体Bにその絵を印刷する時、紙の空白部分や紙の質(僅かな紙面の凹凸や紙そのものの色、模様など)を印刷に反映するかどうかは術者の任意で切り替えられる。}

制限4:印刷する事が出来るのは能力を発動した瞬間のAの表面にある絵や文字だけであり、能力発動後にAの表面が何らかの理由で書き換えられても、印刷されたBには反映しない。つまり、映像を印刷する事は出来ない。(例、物体Aに鏡を指定した場合、能力発動時に鏡に映った情報を静止画としてBに印刷するか、鏡に映った情報を一切受け継いでいないただの鏡面を印刷するかのどちらかになる。)
※制限4の捕捉:能力を連続で発動しながらAを次々に切り替える事でアニメーションを作る事は可能。

物体A.Bの指定方法
術者が鏡やレンズを通さず直接見た事がある面ならいつでもどこでも指定可能。。ただし、印刷の解像度は術者がAを見た時の中でも一番ピントが合っていた時の物が反映される。また、Bに印刷する際、元の絵や文字よりも大きくしたり小さくしたりする事が出来る。絵を大きくすれば画質は悪くなる。

キャラクター説明:

髪の色:灰色
髪型:セミロング
瞳の色:よく光を反射する銀色
視力:右眼は原住民のように遠くを見ることが出来、左眼は光学顕微鏡のように近くの物を拡大して見る事が出来る魔人仕様。
顔付き:中性的 体型:男とも女とも取れる細身な身体
性格:ファザコン
愛称:モリ、モリさん
幼少期に両親が離婚。それからは無名の地質学者の父と暮らしていた。
ある日父親が持っていた研究対象の希少な鉱物を狙った強盗が家に侵入、人質にされる。父は迷わず鉱物を強盗に渡したが、自分の姿を見られたという理由で父諸共強盗に殺される。
その後、自分だけ魔人として蘇生。復讐の時を待ちながら、能力を応用した痛くない刺青を入れる彫り師として生計を立てている。
常に父の着ていたコートを羽織り、父のズボンを履き、父のブーツを履いている。男装癖ではなく、父の形見を手放したくないだけ。
父の話は地雷のスイッチになっており、スイッチが入ると暴走する。普段はいたって普通の女子高生のため、初めて暴走を見た人からはショックからしばらく距離を置かれる。

SS