概要
車体モデルは1960年型フィアット500。
エピソード
『
カーズ』
道に迷って寂れた田舎町ラジエーター・スプリングスに迷い込んだレーサーの
ライトニング・マックィーン。街の保安官
シェリフにスピード違反で逆に追いかけられてしまい、慌てて町をめちゃくちゃにしてしまう。
交通裁判に掛けられたマックィーンは
ドック・ハドソンに町の修理を命じられる。マックィーンがレースカーであることを知り興味を持つが、フェラーリにしか興味が無い為、あっけなく去っていく。一刻も早く町を出たいマックィーン、猛スピードで道路を修理する。凸凹な道路をもう一度やり直すように言うが、マックィーンはドックと仕事の免除をかけてレース対決をすることになる。ルイジとグイドはタイヤ交換を申し出るが、1周のレースであるため断られる。マックィーンはドックの予想通りダートでコースアウトしてしまう。結局、一からやり直すことなった。グイドも最初はマックィーンに厳しく接していたが、彼が成長するにつれて、打ち解けていく。マックィーンが道路を完璧に直したことを知り、ルイジとグイドはタイヤをプレゼントする。夜、
マックやマスコミたちが町を訪れ、マックィーンを連れ去っていく。ルイジたちは悲しげな表情で見つめる。
ピストン・カップの決勝でマックィーンはマックにピットクルーを頼む。レースが始まると、マックィーンはラジエーター・スプリングスのことで頭がいっぱいになり、レースに集中できない。そんな時、ドックがクルー・チーフとして現れ、ラジエーター・スプリングスの仲間も応援に駆けつけた。マックィーンはドッグの手助けや仲間たちから学んだことを生かし大きくリードする。レースの途中でグイドがチック・ヒックスのクルー、
ブライザー・ブコウスキにバカにされるが「思い知らせるチャンスは後で来る」と宥める。ルイジの言う通り、グイドはマックィーンのタイヤを瞬足で交換し彼らを驚かす。
しかし、最終ラップでチック・ヒックスがキングに激突してクラッシュさせると、マックィーンはかつてのドッグの光景が浮かび、ゴール直前でブレーキを掛ける。壊れたキングを後押ししてビリでゴールする。キングに「優勝カップを捨てたんだぞ、いいのか?」と問われたマックィーンは「あるじいちゃんレーシングカーが教えてくれたんだ。あんなのただの置物だって」。観客や仲間たちはマックィーンの行いを称賛する。
『
メーターと恐怖の火の玉』
ラジエーター・スプリングスでいたずらばかりしているメーター。グイドもイタズラ被害に遭い、住民たちを協力してメーターに仕返しする。
『
カーズ2』
マックィーンはピストン・カップで4度の連続優勝というリベンジを果たし、世界的レーサーとなった。久しぶりにラジエーター・スプリングスを訪れ、休暇を楽しもうとしていたところ、親友の
メーターが「メル・ドラド ショー」に出演するイタリアのレーサー、
フランチェスコ・ベルヌーイの挑発に乗ったことで、ワールド・グランプリに出場することとなる。
マックィーン、メーター、ルイジ、グイド、
フィルモア、
サージとグランプリへ向かうことに。東京にある国立新美術館での開会セレモニーの最中、メーターがワサビを食べて大騒ぎしたり、オイル漏れを起こしたことでマックィーンは「ラジエーター・スプリングスじゃないんだから君も変われ」と苦言を呈す。第1戦が始まり、マックィーンはフランチェスコとの攻防を繰り広げるが、ピットのメーターが無線で余計な言葉を発したことで、マックィーン2位となってまう。マックィーンは思わずメーターを責め、メーターは書き置きを残してアメリカへ帰国する。
第2戦はルイジとグイドの故郷イタリアにある
ポルト・コルサで行われる。メーターを責めたことを後悔していたマックィーンは、
トッポリーノおじさんからの助言でメーターと和解しようとする。レースではベルヌーイに勝利するが、今回も出場レーサーがクラッシュしたことを知り、驚きを隠せなかった。アリノールの安全性を疑問視されたアクセルロッド卿は、レーサーの安全のために指定燃料から外すことと発表。メーターを責めたことを後悔していたマックィーンは、フィルモアの「アリノールは安全」という言葉を信じ、最終戦も唯一アリノールで参戦することを決める。
最終戦はイギリスにあるロンドンで行われる。レースの最中、ピットに到着したマックィーンはメーターが来ていることに気付いた。マックィーンはメーターに謝ろうとするが、爆弾を仕掛けられていたメーターはマックィーンから離れようと猛ダッシュを始めた。レース会場外に飛び出したメーターとマックィーンの前に、イギリス諜報員の
フィン・マックミサイルと
ホリー・シフトウェルが現れる。フィンは、マックィーンがアリノールを選んだことでペッパー・ファミリーがマックィーンを殺そうとしていることを説明。4台はペッパー・ファミリーたちに囲まれるが、ラジエーター・スプリングスの仲間たちが助けにやってくる。ひと段落するとグイドはメーターに仕掛けられた爆弾を外そうとするが、レンチとボルトの形が合わず怒ってレンチを投げ捨てる。このことがきっかけでメーターはひらめき、真犯人が
マイルズ・アクセルロッド卿であることを突き止める。メーターは女王からナイトの称号を与えられる。
マックィーンはワールド・グランプリの出場選手をトロフィーも賞品もない「ラジエーター・スプリングス」に招待し、ただのレースを開催する。レーサーたちは心から楽しむのであった。
『
グイドは看板ダンサー』
店の宣伝のために看板を揺らすようにグイドに頼む。グイドが看板を回してダンスすると人が集まってくる。ダンスが終わるとみんな帰ってしまう。
『
ラジエーター・スプリングス 500 1/2』
スタンレーを称えるお祭りをしていたところに、オフロードレーサーたちが現れマックィーンに勝負を挑む。彼らはかつてスタンレーが実際に走ったコースで対決することになる。ルイジとグイドはマックィーンをオフロード仕様に改造する。
『
カーズ3』
2016年度のレースで焦ってクラッシュしたマックィーン。事故から4か月後、修理を終えたマックィーンは自身のスポンサー「ラスティーズ」がレーサー育成施設「ラスティーズ・レーシング・センター」を新設したことを知る。マックィーンはルイジ、グイドと共にそこを訪れ、
クルーズ・ラミレスをトレーナーにつけた「再生プロジェクト」なる特訓を開始する。
登場エピソード
最終更新:2022年09月15日 22:30