VimはLinux/Unix系のOSに標準装備されているエディタである。 emacsと並んで、プログラマ達によく使われているエディタ。 しかし、初期の何も設定をしない状態のvimは少々、見にくかったりする。 そこで、vimで開いたファイルに色を付けて表示することでプログラムをより見やすくする。 色が付くだけでもかなり見やすくなるが、さらにプログラミング用フォントRictyを導入する。
この記事では以下の2つがあらかじめインストールされていることを前提にして話を進めて行きます。
MacVimを香り屋 からダウンロードする。 インストール完了後、ホームディレクトリの.bashrcで新しい環境変数を設定。
alias vi='env LANG=ja_JP.UTF-8 /Applications/MacVim.app/Contents/MacOS/Vim "$@"' alias vim='env LANG=ja_JP.UTF-8 /Applications/MacVim.app/Contents/MacOS/Vim "$@"'
次に、ホームディレクトリで
mkdir .vim
でVimの設定ファイルを格納するディレクトリを作成し、さらに
cd .vim mkdir colors
として、カラースキームのファイルを格納するディレクトリを作る。 カラースキームファイルはネット上から利用できる。例えば、
.vimディレクトリにvimの設定ファイル、.gvimrcを作成(~/.vim/.gvimrc)し、以下を書き込む。
colorscheme molokai (カラースキームとしてmolokaiを使用する場合) syntax on
として保存。 これで作業は終了である。 一度、ターミナルを閉じて再び立ち上げる事で.gvimrcが読み込まれ、 vimを起動すれば、molokaiの色データにそってファイルが色付けされる。
Rictyのインストールはhomebrewからすぐに出来ます。 詳細な過程は以下のサイト様が丁寧に解説されているので、そちらを参照ください。 http://morizyun.github.io/blog/ricty-font-homebrew-mac/