難しい地名(大阪編)‐立売堀、四条畷、柴島、杭全

難しい地名(大阪編)‐立売堀、四条畷、柴島、杭全

立売堀(いたちぼり)

立売堀(いたちぼり)は、大阪市西区に所在する地名。
立売堀(いたちぼり)の地名の由来は、大阪冬・夏の陣の際に伊達氏が掘りを作り陣地を構えていた事から「伊達掘」と呼ばれそのうち「いたちぼり」と呼ばれるようになったのだそうです。そしてその後、材木の立ち売りが行われたことから「立売堀」となったそうです。

四条畷(しじょうなわて)

四条畷(しじょうなわて)は、大阪府大東市に所在する駅名。
四条畷駅の所在する大東市の隣には、四條畷市が存在する。
四条畷駅は、四條畷市の代表駅と思われがちですが上記の通り大東市に存在し、ある種のねじれが生じている状態です。この理由は、四条畷駅の開業当時に四條畷という自治体が存在しなかった事、北河内郡四条村に開業したが後に町村合併により大東市となったことにあります。ねじれを解消すべく、四條畷市が四条畷駅を運営するJR西日本に駅名変更を申し入れていますが、駅名変更には費用として数億円を四條畷市が負担する必要があり難しい状態となっています。

柴島(くにじま)

柴島(くにじま)は、大阪市東淀川区に所在する駅名。
柴島(くにじま)の名前の由来は諸説あり、「茎島」が訛った説、「くぬぎ島」からの変化説、「国島」から変わった説、「此木島」の「此」「木」が合わさって「柴」になった説などがある様です。

杭全(くまた)

杭全(くまた)は、大阪市東住吉区に所在する地名。
杭全(くまた)の地名の由来は諸説ありますが、今川の氾濫を防ぐ為に杭を打ち、全ての杭を打ち終わったことに由来し「杭全」となったという説が有力な様です。
最終更新:2017年01月18日 10:45