【狼】<<潜伏>>偶数進行と奇数進行について

終盤を偶数で迎えるゲームメイクを

18猫村プレイヤーなら必ず聞くのが偶数・奇数の概念です。
この偶数・奇数とは、昼間の人数を基調としています。例えば昼が10人なら偶数、7人なら奇数です。
「奇数で猫を噛んで偶数に戻す」と言うのは「昼奇数=夜偶数の時に猫を噛むことで昼偶数にする」という意味です。
狼のゲームメイクにおいて非常に重要な要素です。

そもそもなぜ終盤は偶数が有利なのか、と言うと1番の理由は狐対策(飽和対策)です。

奇数進行:5人昼→4人夜時点で 共有・狼・グレー・グレーの時、グレーが狐かもしれない状況だったとしても狼はどうしようもありません。(この場合の噛みは今までに狐が吊れてそうか否かで変わりますが)
偶数進行:6人昼→5人夜時点で 共有・猫・狼・グレー・グレーの時は、共有を噛んでおけばグレーが狐でも最大限のケアが出来ます(最終日の吊り含め狐候補1まで狭められる)
これはあくまでも1つの例ですが、最終日が偶数ならば吊りで狐候補を1人減らせる、と考えてもらえればOKです。

さて、ではどのようにして偶数進行に持っていくか…ですが、18猫村では猫噛みと言う手段があります。
これが実に強いので潜伏狼の人は是非とも常に念頭に入れておいてください。

例えば6人夜で 共有・猫・狼・狼・グレー・グレーだとしましょう。
この場合、グレーに狐候補がいる場合必ず猫噛み。狐確定死亡済みの場合はほぼ互角です。

グレーに狐候補がいる場合は猫を噛まない場合常に即飽和の危険がありますが、猫を噛んだ場合必ず最終日を迎えられます。
共有・狼・グレー・グレーの4人最終日です。狼が吊られなければ狐候補1までケア出来ます。

一方で狐が既に死亡していたとしましょう。この場合、単純な確率論で考える場合以下のようになります。

{①猫を噛まない場合
5人昼 猫狼狼ググ → 狼が吊れても 3人昼 猫狼グ 狼勝率は75%

②猫を噛んだ場合
4人昼 猫狼ググ → 狼勝率は67%}

…さて、確率だけ見ると猫を噛まない方が有利に見えます。
が、1つ大事な事があります。4人最終日は指定した方が村は勝てますが、実際に指定する人はほぼ居ないという事です。
4人昼 猫狼ググのパターンですが、これは指定すれば狼勝率は67%ですが、村が指定しなかった場合更に上がります。
猫かグレー2人のうち誰か1人でも非狼に誘導していれば投票を合わせるだけで最低引き分け、そうでなければほぼ勝利が約束されているのですから。
よって実はこのパターン、狼勝率は75%を上回ると思われます。
結果的に見て狐が確定死亡済みだとしても猫噛み偶数戻しが損になるわけではありません。
ですがそこまで勝率に差は無いので、狼視点だとこのパターンなら「猫か共有どちらの方がセンサーが怖そうか」を1番の判断基準にして噛みを進めるべきでしょう(消したい方を葬る)。


と、偶数にする事の有用性について述べましたが、1つ大事な事があります。
偶数にすることを意識するあまり、タイミング間違わないようにすることです。
具体的に言うと、序盤~中盤にさっさと偶数にすると逆に戦いにくくなることが多いです

奇数ならば狐を噛んだり狩人GJを食らっても偶数になるだけで吊りが増えません。
グレーから狼が指定されれば狩人COで吊逃れて猫を噛む意味が出来ます。
一方偶数進行は何かの拍子にすぐに奇数になり吊りが増えてしまう恐れが有ります。
最後以外は基本的に奇数で進める方が臨機応変に戦えます。

但し、飽和ライン間近(4wの場合11人昼→10人夜、3wの場合9人昼→8人夜)の場合は、当然猫を噛んで偶数に戻しつつ飽和を回避します。
そもそも真占いが生きてて飽和ラインが来ることはまずないので、飽和回避の猫噛みをするパターンは、占い即噛み成功、占い初日もしくは信用勝負の決め打ちで勝った場合、となります。

また、狩人や狐の死亡が確認できている状況ならさっさと偶数に戻して良いです。
常に、確定○の数(猫・共有・霊能・真占いの○等)を数え、最終日が○狼ググの形になるように噛みを調整するのが良いと思います。

まとめ
・終盤もしくは飽和ライン間近の時は猫噛み偶数戻しを必ず念頭に入れましょう
最終更新:2014年06月05日 02:30