ゴブリンニュース > 140304_キングvs斉藤

3月2日、キングはしょっしーと配信上で対談。流石温泉民から「最高のアンチ」と呼ばれるだけあってか、しょっしーはどういう脈絡かキングの過去の悪行を話題に出し始めたという。しょっしーはキングとキングアンチの関係について危惧していたらしく、関係の改善に向けてキングも少しばかり努力すれば状況はよくなるのではないか、という旨の控えめな提案をキングに示していた模様。

しかし、キングはこれを断固として拒否。理由として彼は 石川典行 を例に挙げた。典行にもキング同様に荒らし配信者として活動していた過去があるが、現在はツイキャスにて雑談や外配信などといったジャンルでの配信活動を行っており、荒らし行為はもうしていない。キング曰く、典行は荒らし配信者としての活動を既に「過去のこと」として片付けてしまっており、現在はもうそのことについて触れることなどないという。要するに彼は、「典行同様にもう荒らし行為はしないので、それらに関しては過去の事として片付けるべきだ」と主張したいのだろうか。

なお、典行の配信に他人の配信をミラーするなどといった干渉行為は現在ほとんど見られないようだが、キングの場合だとここ最近でも他配信への過剰な介入が見られる。ゴブニュースの記録から例に挙げるのであれば 1月26日の出来事 。この日、彼は企業によるニコニコ生放送を無断でミラーし、キングのリスナーがこの配信に荒らしコメントを投稿し続けた。彼はリスナーに対し荒らしをしないよう制止をかけていたが、無断ミラーをしている時点で彼に責任がないとは言い切れない。百歩譲って、これを「彼にとっては不本意な出来事だったので荒らし活動とは言えない」としたとしても、2013年末には 画伯の配信を故意に荒らしていた ため、とっくの昔から他配信への過剰介入行為をやめている典行と比較するのであれば、これで「荒らし配信者はとっくにやめた」「荒らしは過去の話だ」などと言って同列に扱うのは間違っている気がする。

キングの執拗な弁解を受け、しょっしーはとりあえず前言を撤回して納得したような口調で彼の話に応えるようになった。キングの「アンチなんて放っておけ」という主張に対し、「現状維持がいいんだよな」と相槌を打つしょっしー。そうして彼は「もうキングを信じるしかない」と発言し、アンチのことは気にしないという方向性でこの先も活動すると宣言した。たま温では「納得した振りをしているだけではないのだろうか」と指摘する声が多く見られた。彼がキングの主張に同調しようとしながらも、その主張を自分に対して必死に言い聞かせていたように見えたのは気のせいではなかったのかもしれない。

そのような会話が繰り広げられていくうちに、やがてしょっしーは何故キングの悪行について言及したかについて話し始めた。今回しょっしーがキングとアンチの関係について言及したのは、とある古参イエバスの不可解な動きにあったのだという。

その古参イエバスというのは、紛れもなく リア充斉藤 のことである。斉藤はかつてキングとの親交を持っていたのだが、いつしかキングのアンチに転じてしまったらしく、自身の配信でキングアンチの如き発言をしばしばするようになったばかりか、このサイトに対して協力を申し出るようにもなったのである。なんと斉藤は、このサイトに現在8人いるウィキ編集メンバーの一人であると専らの噂なのである(斉藤のメールアドレスから参加申請が届き管理人がこれを承認したため)。また、彼はこのサイトの 自宅訪問 のページに「ファイナルレジェンドドラゴン像」のネタと画像を提供したとして 自身の配信上で公言した 。なお、筆者はたま温にてこのネタの掲載を提供者本人から承ったものだが、前述のネタ提供発言を動画で見た際には「あの人は斉藤さんだったのか」と驚いたものである。

しょっしーは名前を伏せた上で彼について言及し、彼がどうしてアンチ側に転じてしまったかについて強い疑問を抱いていることをキングに話していた。あれ程にキングと親交があった人までアンチに転じてしまったのであれば、キングにも何らかの非があるのかもしれないと疑ったのであろう。しかしキングは自身が正しいと思い込んで止まない様子であり、その元イエバスについて「可哀想な人」と軽蔑の言葉を述べたのである。そうしてしょっしーが彼のことを話しているうちに、やがて「リア充斉藤」の名がリスナーたちの間で挙がり始めてしまうと、しょっしーは自身がリア充斉藤について話していることを認めてしまった。なお、キングはリア充斉藤がアンチに転じたことを知らなかった様子である。

しょっしーとの対談を終えたキングは、何者かの人物と連絡を取り始めた。そう、相手はリア充斉藤である。キングは「久しぶり」と言って斉藤と友好的に挨拶を交わし始めたが、次には「話がある」と言ってこの台詞を単刀直入に切り出していた。

キング「一応俺の意見として言わせてもらうんだけどさ……」
斉藤「うんうん」
キング「あの……何考えてんの?
斉藤「え!?

つい先程まで友好的に挨拶を交わしていたかと思いきや、突然この喧嘩腰が如き発言である。というか、「意見」として「何考えてんの?」とは如何なものだろうか。まあ要するに、キングは斉藤が何故アンチに転じたかを直接本人から聞き出そうとしたのだと思われる。

そして、ここで斉藤が切り返したのは「カネ」についての話であった。多額のチップを献上してくれるリスナーばかりを優遇して媚びへつらい、気に入らないリスナーをどんどん追放していくという「カネ」重視となったキングの配信に対し斉藤は反感を覚えていたのである。それは、30歳到達を間近にして一切働く気を見せないキングを心配した故の感情だったのだという。

彼はキングの配信を頻繁に見ているわけではないらしく、その心配の根拠についてキングから聞き出されると「風の噂で聞いた」「ネットで真実を知った的な部分はある」と、それが若干不確実であるかもしれないということを認めていた。そうするとキングは「その情報は間違っている」と、あたかも現在の斉藤がアンチに嘘の情報で惑わされているかのような言い方をして否定し始めた。たま温では「斉藤を洗脳しようとしている」との声が多く見られた。そうして、キングは「俺は斉藤を悪く言うつもりはない」と言いながら斉藤を懐柔し始めたのである。しかし、斉藤は巻かれなかった。いくらキングが、「キングと斉藤というネット上の関係でいたい」と言っても、彼は、「今は純一と一路という関係で対話したい」と、自身の主張を通し続けた。もしキングが互いの友情を主張するのであれば、上辺だけ仲良くして心配すべき仲間を心配しないのは友情ではない。筆者が斉藤のような立場にあったとしても、30歳に差し掛かろうとする仲のいい友人が働く気も見せずに実家に引き籠ったまま出てこないなどと知らされれば、心配の声を掛けないわけにはいかなくなるものである。

そうして斉藤はキングに対し、30歳になる頃にはどういう生活を送っていくつもりなのか、その将来の予定について聞き出そうとしたのだが、対するキングの答えはどうだろう。ボチボチやっていくかのようなことは鬱陶しそうに言ったものの、基本的には「それは俺の勝手だ、他人にどうこう言う権利はない」と言い切り、どのようにして生活していくつもりなのか具体的な答えを一切返さない。それどころか、斉藤に対して「そんなことを言い出すようになるなんて一体どうしてしまったのか」というようなことを言い始めた。斉藤はキングの将来について心配しているのに、キングはまるで斉藤の人格がおかしく変貌してしまったかのような言い方で浅ましい心配を返し始めたのである。もしあなたがキングのような立場にある人物の親友だったとして、目の前の親友を心配した結果こんな言い方をされたらどうするだろうか。筆者だったら彼を殴り倒している。

というか、これでは話が噛み合っていないのも確かである。何故キングが斉藤にこのようなことを言ったのか。それは彼が疑心暗鬼であったからに違いないのである。彼は斉藤が確実にアンチ側にいるような発言を繰り返すため、斉藤がキングに悪意を持って接していると疑ったのである。確かに斉藤は、真剣に説き伏せてこようとする媚びへつらいゴブリンを尻目に、会話にやたら純一文学ネタを織り交ぜてユーモアを披露したり、アンチにとって親しみのある語彙を披露したりして、彼を置いてけぼりにして翻弄しようとしていた節がある。しかし、これに本当の悪意があったかはわからない。何故なら、もし彼がキングと配信外でこのようなやり取りになっていた場合、彼の純一文学ネタやアンチ特有の語彙は、無知なキングに対してそれとしての価値を全く成さないからだ。むしろ彼は、理解力と語彙の欠如したキングとの不毛な討論に、斉藤と志を同じくするアンチたちが少しでも苦痛をなくして見守れるよう、できる限り華を添えてくれようとしたのかもしれない。

ところで、斉藤が先程はしょっしーとの対談でまるでアンチに操られている惨めで可哀想な人間のように言われていた、ということをキングに伝えると、キングは何故かキレ出したのである。キングは「しょっしーはそんなこと言ってないだろ!?」と語調を強めながらも、猿のようにその言葉を連呼し始めた。純、そんなことを言ったのはお前だ。そんなリスナーの声を尻目に、キングは追い打ちをかけるかのように話し続けた。そうして、「しょっしーもあなたの言動を俺と同じように受け取って困惑している」と、しょっしーをダシにしながらも斉藤の言動の正当性について異を唱えたのである。

しかし、斉藤とキングの対談が終わった後に現れたしょっしーの意志は違っていた。彼はなんと自身が中立となることを宣言し始めたのである。確かに彼は先程まで、「キングを信じるしかない」と言っていた。それに比較するとこれは、彼が若干キングから離れ始めたようにも取れる宣言だった。恐らく斉藤とキングのやり取りを見て、何かを理解したのだろう。ただしこの時、キングを支援する意思は変わらないという旨も話していたため、キング自身は若干疑問を感じながらも特にその発言に対して強く追及する様子は見せなかった。純、気付いてくれ。お前はまた敵を作るつもりか。

ちなみに斉藤が去った後も、だっちゃや零崎などといった元イエバス勢が続々キングとの討論を交わしていったという。筆者は途中で寝てしまったのであとは動画を見て頂くなり知ってる人に補足情報を書いて頂くなりとお願い申し上げたい。

しょっしー凸から最後までの動画
https://copy.com/PPMhz6BKmHwB

最終更新:2014年04月24日 19:12