ゴブリンニュース > 150113_9丁目制作に悪質な妨害

以前当ニュースでも告知した「 マインクラフト9丁目再現計画 」に関しての続報だが、驚くべきことにこの短期間で飛躍的に完成度が高まっていたようだ。

告知ページ を見ると分かるが、マインクラフト内のマップがグーグルマップのそれとほぼ変わらない状態になってしまっている。建物内まで細かく作り込まれているばかりか、作業員の各々が自由にクラフトできる領域まで確保されており、遊びの場としてもとても自由度が高い。

そして何よりも驚くべきなのがその再現度だ。かつてチョン・ジュンの作品(前回記事参照)を見て夢見た我々の世界がそこにあるかのようだ。画像を少しでもぼかせばどちらが本物かすら分からないことだろう。マイクラの汎用性にも感嘆させられる。

無論、この再現度の裏には血の滲むような労働があったことも容易に想像がつくだろう。最も顕著な例がツイッター突撃部隊の一員であるトルネード純一(通称:トル純)だ。彼は非参加員の温泉民にも進捗状況が分かるよう、2日以上ほぼ連続で延々と作業配信を続けていた。配信内で繰り広げられていたのは延々と続くマップの整地作業。山岳を爆弾で削り、残った凹凸も手動で削るという作業だ。マインクラフトのマップは最初の状態だと凹凸や山岳地帯が非常に多く、9丁目の平坦な地形とは似ても似つかない故、こういった気の遠くなるような作業が要求されるのである。また、配信上には映されていないだけで、建設や地下掘削作業を担当した作業員も同様の労働をし続けていたのかもしれない。これほどまでの努力が積み重なってあの完成度の作品が生み出されたとなると、彼らの労力はとても良い形で報われたと言ってもよいだろう。

しかし、恵まれないことにこれほどの芸術作品を破壊する輩が現れた。温泉チャットによると、鳩家という人物がマップ上に大量のアイテム等を生成させるなどしてサーバーに多大な負荷を掛け、結果としてサーバーをダウンさせてしまったという。制作の進行状況は最終バックアップの時点まで戻ってしまったとの情報が入っており、多大な被害が懸念されたようだ。現在 告知ページ には禁止事項が追加され、同じ惨劇が二度と繰り返されないよう警告がなされた。

鳩家容疑者には前科があると見られており、以前トルネード純一が整地作業をしていた際にトルネード純一をブロックで閉じ込めて作業を妨害し、それを放置したままゲームから退出し逃走したという話が聞かれている。この事件の話題が温泉に届いた際には多くの不満の声が上がり、鳩家容疑者をマインクラフトのみならず温泉チャットからも追放すべきだという意見が非常に多く見られていた。また、この騒動の後も同容疑者は被害者のトルネード純一に干渉していたらしい。

そして、そのような事件が起きてから月日も経たない内に、このような出来事が起きてしまったようだ。温泉チャットではまたしても対策を求める声が多く見られたほか、追放運動や襲撃計画が立てられ大騒動へと展開していった。容疑者に関して調査を進めてみると、以前には大手配信者のコレコレを殺害しようとした疑惑が立っており、他にも脱法ドラッグ使用や生活保護不正受給の疑惑等、多くの危険な経歴が浮かび上がってきたようだ。これ以上は温泉民の努力の結晶が侵されるようなことがないように願いたい。
最終更新:2015年01月13日 22:45