ザンダップ教授

英語名 Professor Zündapp
種族 自動車
性別 男性
所属 ペッパー・ファミリー
目の色 グレー
出身地 バーデン=バーデン, ドイツ
最高速度 50 マイル(下り55マイル)
エンジンのタイプ 250 cc スプリット・シングル(単気筒2ストロークエンジン)
馬力 14
声優 青山穣?

概要

武器デザイナーの小型自動車。ペッパー・ファミリーの幹部で国際指名手配されている。作中では「教授」と呼ばれることが多い*1。左目に片眼鏡(博士メガネ)を付け、屋根には錆びて曲がったキャリヤーが載っており、固めた髪のようになっている。テレビカメラ型の電磁パルス装置を開発している。

車体モデルはツェンダップ・ヤヌス。ナンバープレートは「BAD GA 58」で、ツェンダップ・ヤヌスの製造年(1958年)からきている。

登場エピソード

カーズ2
イギリスの諜報員・フィン・マックミサイルは同僚のリーランド・ターボから応援要請を受け、太平洋にある油田に潜入する。フィンはザンダップ教授が怪しげなテレビカメラを開発していること、リーランド・ターボが既に抹殺されていることを知る。フィンは見つかってしまうが、死亡工作により脱出に成功する。ザンダップ教授は「邪魔者が居なくなった」と喜んでいた。

「ワールド・グランプリ」に関係した世界的陰謀の情報を入手したアメリカの諜報員・ロッド・トルク・レッドラインを捕え、東京湾の解体工場へ連れていく。テレビカメラの正体は電磁パルス装置で「ワールド・グランプリ」の指定燃料「アリノール」は電磁波を浴びると爆発反応を引き起こすというもの。ペッパーたちはレッドラインを電磁パルスの実験台にし、彼の情報を託した人物がメーターであることを突き止め、レッドラインにフルパワーでの電磁波を発射し殺害する。

「ワールド・グランプリ」第1戦(東京)でのレース中、部下のグレムエーサーに自身が開発したテレビカメラを使わせ、ミゲル・カミーノとリップ・クラッチゴンスキーをクラッシュをさせる。第2戦の開催地ポルト・コルサではペッパーの集会が開催される。メーターはヴィクトール・ヒューゴの部下イヴァンに変装し集会に潜り込む。メーターはペッパー・ファミリーが石油燃料への復権を企んでおり、バイオ燃料「アリノール」の価値を下げようとしてることを知る。レース中、カルラ・ヴェローゾナイジェル・ギアスリーがクラッシュ、更にクラッシュしたシュウ・トドロキが後続のミゲル・カミーノマックス・シュネルラウール・サルールリップ・クラッチゴンスキーと激突する大惨事となる。主催者のマイルズ・アクセルロッド卿は最終戦ではアリノールを指定燃料としないことを発表。ペッパーたちは喜ぶが、ライトニング・マックィーンは最終戦でもアリノールを使用することを宣言、黒幕はペッパーたちにマックィーンの殺害を命じ、焦ったメーターはモニターにランプをぶつけてしまい、変装が解除され正体がバレてしまう。メーターは会場から逃げ出しマックィーンに警告しようとするが、捕まってしまう。ホリーとフィンもそれぞれ捕まってしまい、3人はイギリス・ロンドンのビッグ・ベントレーの中に監禁されてしまう。

最終戦(イギリス)のレースが始まり、ザンダップ教授たちはピットが見える特等席で観戦する。メーターはスパイの武器を活用して脱出に成功する。マックィーンのピットに爆弾が仕掛けられていることを知ったメーターは急いでピットに向かう。しかし、フィンから「爆弾はマックィーンを助けに行くであろうメーターの中に仕掛けられている」と連絡が入る。メーターはマックィーンから離れようとするが、マックィーンはメーターに謝ろうと近づく。ザンダップ教授は爆弾のスイッチを入れるもメーターがロケットを使い、猛スピードで逃げた為、圏外となる。その直後、ホリーがやってきたため、驚いたザンダップ教授はレース会場から逃げ出す。トニー・トライフルが待機する川へ向かおうとするがフィンに捕えられしまう。レース会場外に飛び出したメーターとマックィーンの前に、フィンとホリーが現れる。仕掛けられた爆弾はある人物の声による音声認識で解除ができる仕様で、フィンとホリーはザンダップ教授に解除するように命令するがザンダップ教授は解除できる人物ではなかった。ザンダップ教授の態度に腹を立てたホリーはスタンガンで気絶させる。その直後にペッパー・ファミリーたちに4人は囲まれるもラジエーター・スプリングスの仲間たち、警察やイギリス軍と協力して、ペッパー・ファミリーを逮捕する。

登場エピソード

最終更新:2022年02月08日 21:22

*1 フィン・マックミサイルとヴィクトール・ヒューゴは「ザンダップ」と呼ぶシーンがある。